2010/03/15(月)23:49
ハイチのマザーテレサ
先日からマザーテレサのことを話題にしていた時、インターネットで調べていたら、『ハイチのマザーテレサ』と呼ばれているシスターのことが出てきました。シスター須藤昭子さんとおっしゃって、医師になられてから修道会に入られた方です。ハイチが結核の罹患率が非常に高いことを知って34年前にハイチに志願され、ずっと滞在して結核の治療にあたってこられたそうです。この方が所属されている修道会はクリストロア宣教修道女会!
あっとびっくりしました。昨年私が東京に講演に行かせていただいたところは、クリストロア幼稚園だったのです。カナダに本部のある修道会で、私の知っているところでは神山復生病院(元ハンセン氏病患者のため施設)で働かれ、戦災孤児の子どもたちの施設を作り(現聖ヨゼフホーム)、社会の中にあって皆の目の行き届かないところでシスター方は働いてこられました。そのシスター須藤は御年82歳、現役の医師としての活動は引退されましたが環境保全団体を作り植林活動、子どもたちへの農業教育などにその後もハイチで当たってこられたそうです。ところが彼女が昨年11月に日本に帰国されて、2か月ハイチ大地震が起こり、全く連絡が取れない現地の仲間たちのことを案じながら、ハイチへの帰国を目指し復興支援の義援金などを募っておられるとのことを知りました。さっそく昨年お世話になったクリストロアのシスターにメールを送ったら、シスター須藤は毎日のようにある取材でお疲れになっているようだけど、近々ハイチの様子を見るためにあちらに行かれるとのことでした。今度の兄とのコンサートで皆さんにチャリティーを呼び掛け、少しでもシスター須藤に義援金をお渡しできたら、と思います。お気持ちのある皆さま、さっちゃんを見かけたら、声掛けてくださいね。よろしくお願いいたします!!