2010/06/23(水)22:39
wのつぶやき(2)
W「学校って行かないといけないところ?」
そうね、学校は行かないといけないところではなくて、行くことができる、ところやね。
日本の国が、子どもたちに勉強する機会を作ってくれている、それが学校なの。
行かなきゃいけない、というふうには決まっていなかった思うよ。 でもね、親には子どもたちを学校に行かせる義務があるのよ。
不思議でしょう?
まぁこれは、子どもを働かして学校に行かせない、そんなことがないように、子どもを守るために作られた法律なんだけれど・・・。
法律がつくられた頃は、子どもが学校に行きたくない、行けない、そんなことが起こってくるなんて考えられなかったのでしょうね。だって、学校は子どものためのところなんだから、子どもが嫌いになるはずがない、そう思っていたのじゃない? 昔の子どもたちはみんな学校が好きだったのかしら?
きっと勉強嫌いな子もいたでしょう。でも勉強以外のことで自慢できること探して、学校に行ってたんでしょうね。
今、学校に行けない子どもたちの中で、勉強嫌いだから…と言う子どもはほとんどいないかもしれない。あんまりきかないもの。他に理由があるのよね、きっと。 そうWは「家の方が落ち着く」て言ったね。それはどういうことなのかしら?
学校の方が落ち着かない・・・・。
たくさんの子どもたちがいるから、ざわついているのかなぁ
それとも音とかいうことではなくて、ただそこにたくさんの子どもたちがいる、ということが落ち着きをなくしているかもしれないね。 この頃学校へ行くと、多くの子どもたちに同じように動いてもらうために、先生たちが一生懸命になっておられるのを感じる。
こんなに先生が力入れないと、子どもたちってついてきてくれないのかなぁ~
と思うことがある。 子どもたちは大人のことを尊敬したり、えらいなぁと思ったり、大人のいうことを信じよう、という気持ちが薄くなっているかもしれないなぁ。 なぜだと思う?