2011/09/20(火)00:01
久しぶりのクァルテット
土曜の朝は久しぶりにクァルテット「Il vent de estate」の練習でした。モーツアルトの「狩」
3回目の練習になるでしょうか 突然Vn1のI氏が言いました
「ねえ 部屋の隅々にバラけて弾いてみよか。どんな感じになるかなぁ~~」
「え~~、四隅でそれぞれが弾くの?そんなことやったことないけど、面白いかもね」
いつもは4人が丸くなるように互いにぶつからない程度の近さで弾いているのです。この部屋はぎゅうぎゅう詰めに入ったら30人ぐらいは入れます。だから四隅に行くとかなり離れた感じ。でも音は良く響いてくれます。 テンポの速い4楽章を弾いてみました。 こんなに互いが離れているのに大してタイミングがずれるなんてことも起こらず、むしろちょっと離れたお互いの音をキャッチするので、音程などはずっと取りやすくなるし、何より自分がみんなの音に包まれているようなそんな一体感があります。ところがゆっくりな3楽章をするとテンポ感が大きくずれていきました。ゆっくりなテンポや時間の伸び縮みを離れながら共有することずいぶん難しいことなのです。 「じゃぁ 今度は真ん中に集まってVc以外は立ってVc(チェロ)は座って弾くように作られている楽器なので、立って弾くことはかなり難しいことです。だけどVnやVaは立って弾く方がずっと弾きやすいです。でやっぱりテンポの速い4楽章を合わせてみました。いやぁ~なんて楽しいのでしょう!!
まさしく楽譜から察知した音楽を体中で表現することができるので、とても自然に生き生きとしてくるし、それぞれの動きもずっと分かりやすいので、溶け合うことができます。わぁ~~ こんなに自由に弾けるんだ!!立ってクァルテットするの大好きになりました!!