さっちゃんと9人家族

2012/02/05(日)22:02

ありがとう「こうもり」

音楽&パフォーマンス(416)

   ついにオペレッタ「こうもり」の公演が終わりました。良かった!!というのが終わってみて最初に口から出てくる言葉です。  その意味はとにかくこの1年半を費やして準備していたことが無事に終わった、という安堵と、公演そのものも、自分たちの予想より良い感じで皆さんに楽しんでもらえた、という主に二つの意味で「良かった!!」です。 今までに経験したことないほどの多くの方々からの長い拍手を目の前でいただきながら、「こうもり」とのお別れを思いました。オケだけの練習ではなかなか曲をつかむことができず、自分自身のやる気もそしてみんなのやる気も簡単には湧き出てこない修行のような1年間。 そこを支えてくれたのが「本番当日の楽しさに思いをはせる」という。 それでもコツコツ練習を積み重ねることはとても大切。本番はどのようになるのか歌い手さんたちでさえも予想できないこともある、そんな分からないを抱えながら、こんなこともあるかもしれない、というケースをシュミレーションしていろいろな設定をし、それに対応できるよう練習を進めていくのです。大切なこととは分かっていても、「絶対に練習に来なければ…」、というような縛りもつくらず、団員それぞれが尽くすベストに信頼を置いての練習でした。 おのずと楽器が抜けていることが多く、全体がつかめません。それでもみんなは文句も言わず(愚痴は言いますが)とにかく練習に足を運びました。 本番3カ月前あたりでようやく、ソリストさんとの練習が入り、曲が少しずつ具体的に分かるようになってきます。 直前にマエストロが1カ月いなかったことも、今までの経験からすれば、あり得ないぐらい大きな痛手が予想されました。  でもそれも、みんなが自分たちに必要なものは何だろう、とそれぞれに考えて、意見を出し合って練習を進めることである程度はカバーすることができました。  

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