さっちゃんと9人家族
カテゴリ未分類82
子育て355
アンサンブル71
それぞれに49
教会にて120
ひととき126
私のしごと207
カナダにて124
音楽&パフォーマンス416
本、読み物、講演より131
家族の姿283
私50
言葉27
出来事92
友人80
聖書の世界68
紹介します24
コミュニケーション16
面白語録3
自然の恵み6
勉強!13
コミュニティ10
小学校活動69
孫育て16
バレエ61
ダンス2
生きる1
企画2
全283件 (283件中 151-200件目)
< 1 2 3 4 5 6 >
朝が一番暖かかった、それが今日の印象です。時間とともに寒さは増して、雨がみぞれに、みぞれが雪に・・・そんな中、まだ二男Sはバイトから帰ってきていません。彼のことだから軽装で行ったのではないかしら?とちょっと心配。Kも冷え冷えの手で帰ってきました。WやAも外で遊ぼうとしましたがすぐに帰ってきました。 そしてもう一人、群馬から兄が帰京。朝起きるとあたりはうっすらと雪化粧、太陽の光に輝いていました。そして中央高速では春うららかな青空に出会い、はたまた滋賀では吹雪いていたそうです。眠たくなったら困るから、と昼食抜きで飲み物だけでドライブしてきた彼は、うちのピアノの部屋でゆっくりお昼を食べながらひとしきりおしゃべりを楽しみ、それから妹(P)との練習に入りました。久しぶりにハイドンのコンチェルトが聞こえてきます。今日から今週いっぱいはこの家はチェロ色に染まって音楽の息吹の中で暮らします。「あぁ~~ ハイドン、なんて素晴らしい曲なんやろ~~」そういったのは兄、耕治。弾く人だけが知ることのできる素晴らしさと味わいなんだなぁ、と私は思いました。
2010.03.29
コメント(4)
大学入学を決めたSですが、バイトを始めた途端、どこにそんなやる気を溜めていたのか、と思うほど充実した毎日を送っています。バイトが朝から夜まで入る中、入学手続きもバイトを休みにしてもらって半日で全て済ましてきました。区役所、健康診断、学費の納入、新規口座、各種書類の記入。なかなか大変なのです。誰もがあぁ邪魔くさ~~と思うようなことなのですが、彼はシャキッとやり終えました。このシャキッと感が勉強にあれば本当にすごいのになぁと思います。 さて彼はバイトで実は小学校、中学校を回ってます。先日母校の小学校におじゃました折のこと。先生「そのテレビずいぶん重たいでしょう。エレベーターを使っていただいたらどうでしょうか!」いえ、あっちまで行くぐらいなら直接運んだ方が早いと思いますので!「あら、どうしてこの学校のこと良くご存じなんですか?ひょっとして・・・」はい、僕は卒業生です。「あら~~、そうなんですか!いま何歳?18歳、ということは6年前に卒業されたのですね~~。お名前は?Sです。「えっ!ちょっと待って!!ひょっとして2年生のAちゃんやWちゃんのお兄さん?? まぁ~~すごいこんなに大きなお兄さんがいらっしゃるんだ。校長先生ならきっと覚えてらっしゃるわ。ちょっと待っててね」と先生は大興奮。この先生いまAのクラスで授業をしてくださっているんです。「やぁ~ S君久しぶりやなぁ~~ もう就職したんかいな!?」と校長先生登場。いえ、春休みのバイトです。「そうか、なるほどな~。いやお世話になるな、よろしくおねがいします!!がんばってな~~」はい、ありがとうございます!!とこんな具合で彼は大歓迎を受ける場合もあるのですが・・・、とりつけたものがPCと相性が悪くて、大いに苦労することもあり・・・まさしく、仕事の中でいろいろ勉強しているようです・・・!!
2010.03.19
朝、まだ私がはっきり目覚めていない時に、Toさんは「行ってきま~す」、と出かけていきます。彼が早いのか?いやいや、私が遅いのです。ほんと、起きられないなぁ~~。ほどなく二男Sがうろうろしている気配。昨日も帰ってきたのは夜10時を過ぎていましたが、今日も一日仕事が入っています。このバイトは春休み中にしてしまわないといけない仕事なのに、先方さんのご都合で予定が変更になったり、機材がきちんと動かなかったりハプニング続きで予定がずいぶんと押している。きっとぎりぎりまでかかってしまうことでしょう。 W、A(7)起きてる~~?「うん、大丈夫、わかってるから~~」やっとこさ起きた私は、そうだ今日はミニ真名だった。ちょっとは部屋を片付けなくては~~と動き出す。H、起きてる~~?7時から9時の間にそれぞれにバタバタと動き回り、本棚や整理棚で狭くなった廊下をどっちかが壁に張り付いて、互いに通りやいっこしながら出かける準備に追われている。行ってきま~す行ってきま~す・・・何人そう言ったっけ?二男S、四女W、五女A、それに長女Hだ!!そうそう、K!!洗濯物を干しに行くついでに三女K、今日は何時に出かけるの、もう9時過ぎてるよ!「え、 あぁ~~やばいかも~~~、今日は朝からバイトだ~~」Kがあわてて食事をして「行ってきま~す」そして家の中は私と長男Aだけになった。Aはこの48時間で何時間寝た?という急ぎの仕事で部屋にこもったまま!あんまり部屋の覗きに行くわけにもいかない。生きているのかな?ごはん食べたかなぁ~?案外一緒にいる者同士の方が、その動きがわからないかもね~~ほんと、不思議な家だわ~~
2010.03.12
昨晩小学生の子どもたちが寝るころのこと。下のA(7)が2階に上がってきてPCに向かっている私に大きなため息をつきました。「あ~~ 私ってばかやわ、ほんまにばかや!!」「え?どうしたん」『明石のおばあちゃんやおじいちゃんにチョコ作るの忘れてた・・・。KちゃんやHちゃんも、それにWもちゃんとおばあちゃんたちの作ってはったのに・・・・、私友だちのことしか頭になかったん!!あぁ~~どうしよ~~」きっとしたでお姉ちゃんたちがどうやって送ろうか、という話をしていたんでしょう。ちょっと日時的には遅れるけれどもね、でもせっかく作ったんだからおばあちゃんたちにも食べていただきたいというのが彼女たちの気持ちでしょう。Aも自分の手作りしたものを食べてもらいたいのですね。きっとおばあちゃんたちなら大喜びで、「まぁ~~上手に作ってくれたね。かわいい形。Aちゃんのチョコはとってもおいしいわ!!」そう言ってくださるでしょうから・・・ね。私「そうだ、チョコがいっぱいあるのもおばあちゃんたち困らはるから、Aちゃん可愛いカード作ったら?きっとすごく喜んでくださるよ」A「あ~~、そうするわ」彼女はすっかり機嫌を良くして下に駆け降りて行きました。
2010.02.15
コメント(6)
間もなくStバレンタインデーですね。もうずいぶん前から、お店にはチョコがいっぱい並んでいます。この前オケの練習でショッピング街に行った時も広場でチョコフェアをしていたので、休憩中や帰りがけにのぞいてみました。いろんなチョコがいっぱいあって、目移りするばかり。味までわかるわけないので、こういうのはほとんどがパッケージのデザイン、チョコのデザイン、そしてうたい文句、この3点だけですね。うちの場合は量も関係してきますが・・・でも見ているだけで満腹になって、買おうという気になれませんでした。昨日休日だったので百貨店にまでチョコを見に行った長女も『今年のはも一つやな~~ でもこのチョコはパッケージが可愛いなぁと思って買ったら、フランスから来られたショコラティエが可愛いサインしてくれはった~~」と喜んで見せてくれました。小学生のAとWはせっせと昨日今日とチョコづくり私はやっと空いた午後にチョコケーキ、ついでにお味噌も作っています。試験中のKは日曜日にかろうじて作れるかなぁと材料だけは整えたみたいです。でも彼女はいつも凝っていて、材料も手に入る最高級のものを使うんです。それでも手作りだからね…、ぜひおいしいものを作っていただきましょう。さて、このバレンタインで一体どれぐらいのチョコがこの家で消費されるのか???上げる方ももらう方も合わせると相当なものになるでしょう。そんなことにあまり目くじら立てず、気持ち良くチョコ週間が終わりますように・・・!! にほんブログ村
2010.02.12
コメント(10)
友人のお母さんのお葬儀の時私の心の中に最初に広がったものは「お母さん」だった。これが友人の「お父さん」だったらそんなに涙しなかったのではないか、と思った。それは私が女性で、お母さんをしているからかもしれない。でも喪主としてご挨拶されるお父さんの姿を拝見したとき、お母さんがお母さんとして生きていられるのは、このお父さんの力も大きいのだと感じた。その朝、Toは自分のPCの画面を開けて私を呼んだ。「ちょっと、この文読んでみてくれる?」「あぁ プリントアウトしてもらえたら読めるかも。今、そこに(PCの前に)張り付いてはいられない~~」彼は時々、患者さんの家族会の方へのお話とか一般の人への講演原稿だとか、専門的なことでも普通のお父さんお母さんたちに向かっての話や文については、分かってもらえるかどうかの判断のお試し役を私に頼む。バタバタしている私だから、彼はさっそく二階のPCにメールで原稿を送り、そこでプリントアウトしてくれた。私は洗濯物を干しながら、ちらちら読む。この前工事中の病院の地下通路に造形芸大の学生さんたちがホスピタルアートとして絵を描いて下さった、そのまとめとしてつくられる冊子への依頼原稿だった。洗濯ものを干し終えて残りは父さんの下の部屋で読む。「どう?」「ついにToさんももの言うようになったね」「え?それどういう意味?」本当のところ、もう今にも涙がこぼれ落ちそうになっていて、そのまま応えられなくて、何かはぐらかした言葉を返した。どこかの本の引用でもなく、集められたデーターの分析でもなく、また、職業上の専門家らしきところも全くなく、本当に自分の体験からの言葉が述べてあった。 私は初めてToさんが心のうちを文字にしたものに触れたような気がした。二人でそれはいろんなことをおじゃべりはしている。銀婚式ももう遠に済んだのだからそれなりにToさんが思っていることや考えていることは分かっているつもり。でも、やっぱりこうしてあるテーマについてのことが文字になっていると、その印象は全く違ってくる。なんて言えばいいのだろう。彼の言葉がただその場の思いつきの言葉ではなく、客観性を持った存在感があるというのかなぁ確かにそれはそのとおりでしょう。彼自身が公にすることを良し、とした言葉なのだから・・・。友人のお父さんお母さんもこのようにして長い間夫婦の絆を育ててこられたに違いない。病気になったり、長い入院生活の中でも・・・コミュニケーションが難しくなればなるほど、もっと深いところでつながることができ、そのように繋がっていることの大切さをどれほど感じられておられたでしょう。それでもやっぱりいつか見送るか、見送られるか、そういう時がやってくる。その日までこの絆を大切に生きていくほかに私が生きていく道はないなぁと思った。これが、この日友人のご両親とToさんが一緒になって私に贈ってくれたプレゼントでした。
2009.12.14
午後から久しぶりに神戸に行ってきました。昨日の夜遅くToさんのお母さんが入院した、という連絡が入ったからです。ごミサもキャンセルして、友人との練習も延期してもらってなるべく早く出かけようと思ったけれど、Wも行きたいという。彼女はバレエのレッスンがあって12時30分にならないと終わらない。実は昨日Wは歯の痛みのためにレッスンが受けられませんでした。だから今日はどうしてもレッスンを受けたいのです。「分かった。じゃぁ レッスン終わるころにToさんとAと私で迎えに行くから、そこから近くのJR駅に行って神戸に行こうね」 神戸についたのはもう3時を回っていたと思います。ナースステーションのすぐ横にあるおばあちゃんの病室は窓も大きく明るい感じのところでした。久しぶりに見るおばあちゃん、なんだかちょっと小さくなって、可愛い雰囲気ですやすや眠っていました。Toさんがそっと肩をさするとうっすら目を開けて、しばらくToさんを見つめ「遠いのによう来たね」正真正銘おばあちゃんの声です。はっきりとした立派な声でした。「子どもたちも大きくなって・・・!」おばあちゃんにとってAやWと会った記憶はあまりないでしょう。だからひょっとしたら上のMやHと間違っているかもしれません。でもそんなことはどうでもいいです。「遠くからよく来てくれたね」「大きくなって!!」という、ねぎらいと嬉しさ、それに子どもの成長への称賛が心の中に何度も湧き上がってくるのでしょうね、何度も繰り返されました。Aが電車の中でやるつもりで持ってきていた書きかけのマンガを、おばあちゃんに見せました。 一言しゃべってはうとうとしていたおばあちゃんは、とたんに目をしっかり見開いてずっと端から端まで見つめ読んで下さいました。おばあちゃんが好きそうな話ではない、私が見てもちんぷんかんぷんの登場人物たちなんだけれども、絵のタッチや吹き出しに使われているフォントの変化とかも楽しんで下さっているみたいです。おばあちゃん、絵が大好きでご自分でもすごく上手に描かれるんです。Toさんが絵が好きなのも、HやAが好きなのも、きっとおばあちゃんの遺伝にちがいありません。おばあちゃんを見つめるToさんの姿は母を見つめているというより、自分の子どもを見つめているような感じでした。痛みなどの不快感もなく休めているので安心、大丈夫だね、という雰囲気が漂っています。良かった!!昨日行われた緊急のオペも局部麻酔だけでできたし、術後も順調な経過とのこと。「おばあちゃん、また来るからね、バイバイ」と一人ずつ握手をしました。最後に握手した私はもうあまり力が入らないおばあちゃんの手を感じました。この手でいっぱいいろんなもの作ってきたね。お洋服も、お人形も、美味しいお料理も・・・リュウマチで変形してしまい十分に使えなくなってしまったけれど、あの手はとても立派な手なんです。どうぞ、お大事に、ゆっくり休んでね~~ いつもそばにいてくれるToさんの弟さんご家族に本当に感謝です。何かの時、すぐに機転を利かせて、おじいちゃんおばあちゃんたちのために動いて下さっている。 そばにいる、てどんなに大切なことでしょう。 つくづくありがたい、と思いました。 感謝!!
2009.12.06
土曜夜のコンサートを終えて大ママの家に夜中過ぎに帰宅した兄は、私にメールをくれた。「あす朝一緒に朝食食べへんか? その後帰らなあかんから・・・」もちろん、OK8時半に大ママんちに行くと、大パパと大ママ、兄と妹と私、5人の旧家族が顔を揃え、あれこれとお話をする。そんな中で大ママのことばが耳に残った。「身体が動かなくなって、誰かのお世話になるのは嫌や~」私「身体が動かなくなることが嫌なのではなくて、お世話になるのが嫌なん?」「うん」そうやね、誰かに面倒を見てもらわなければならない、それは本人にとってものすごく大きな問題。「この若さでおしめをすることを受け入れるのは超高いハードルやった」という阿南慈子さんの言葉が思い出された。自分にとって嬉しいことではないけれども、だれでもそういう時がいつかやって来る、そう覚悟する以外に道はない。だとしてもお世話になることは決して誰かに醜態をさらすわけでもないしその人を傷つけるわけでもない。赤ちゃんがそうであったように、人間はそのように年老いるものなんだ。 どのような未来が自分の老いの姿になるであろうとも、その日までの毎日に心血を注いでいたいと思う。もちろん動けなくなっても終わりではない。まだまだやれることはあるはず・・・大ママの添削のように・・・ おしめをしているおばあちゃん、おじいちゃんたちのその姿を見て微笑ましく思え、お世話することがご飯を作るのと同じように、当たり前のこととしていけたらいいなぁと思う。
2009.12.01
Kの今度の課題は美術館アートな作品たちを人々に見てもらうその入れ物を設計しなくてはならない。美術館のコンセプトとは何なんだろう。作品たちが最も生き生きとする場作品を惹きたてられる場その作品を丁寧にみることができる場人々の動きがスムーズである場建物自体も芸術作品を収めるにふさわしい外観を持っていなければならない。日常に密着したものが今までのkの課題だった。週末の家、集合住宅、カフェ、幼稚園・・・イメージしやすいけど・・・美術館は本当に難しいね「ねぇ K。美術とか芸術とかってやっぱり自然の中に置いた時、その作品の持ち味が生きてくるものでなければ、良いものだとは言えないのじゃない?」「私の友人は「小さな細やかな作品をどれだけ丹精をこめて作っても、大きな会場で大作が並ぶ中においたら、ちっともその作品の良さは見つからない。みんな素通りしていく」て言ってたよ。」「昨日の兄のパフォーマンスも、日本の中世を表現している作品を町屋でやったら、思いもかけない素晴らしいものが生まれてきた。あれ、コンサートホールでやってもあんな風にはなれない。美術館も昨日の町屋の役割を担うんだね」Kの課題だけど、一緒にしゃべっている私もとっても楽しい。面白いね、子どもの勉強って!!
2009.11.24
コメント(2)
夕飯の時間、高3のS、小2A、小5W、大2K、社会人A、そして私、思い思いに席について食べ始めた。今日はみんなしゃべりたいことがいっぱいあるのか、週末はいる金曜日の夜ということでほっとして心を緩ましているのか、よくしゃべる。大人の中にいても、AもWも話に入ってくる。ちゃんと話が分かっているんだ!!1時間ほど遅れて、社会人H、そして久しぶりに一人暮らしをしている二女Mが帰宅、そのあと30分ほどでToさんも帰って来て家族9人がそろった。またまたよくしゃべる。特にKの大笑いは家中に響き渡り、きっと外にもこだましている。話題は人生における怪我の話。だれがいつごろどんなへまをやって怪我をしたか、という話。私が中学の時に幅跳びをしていて足ではなく手で着地した、て言ったら、その様子を頭に思い描いたWは、笑いのツボにハマってしまってもう止まらない。今夜は宴会状態の我が家です。金曜の夜ですね~~
2009.10.23
午後から久しぶりに長男がギターのレッスンに行っていませんでした。友だちの家から帰宅した5女のA(7)は、私の使いで出かけようとしていた4女(11)と玄関先で出くわし、入れ違いで家の中に入ってきました。「お母さん、私とたった二人!何て寂しいのやろ早くみんな帰ってきてほしいわ」「まぁ きょうだいのいないお友だちんちは、いつでもこんな感じなんやで~~」「そ、そうなんや~~~」と亀るん(ずいき祭りで買ってきた小さな亀さん)のところに行って亀に慰めてもらっていました。亀るんは今友人から送ってもらったひろ~~い宮殿(水槽)で悠々と暮らしています。
2009.10.19
今午後の7時を回ったところです。なのに家の中はし~~~んとしています。三女のKは午前午後とバイトに入り、夜はバンド錬。長男Aも仕事で夕方から出て行きました。今夜は遅くなりそうです。長女は仕事に行っていますが、何も聞いていないからきっとまもなく帰ってくるでしょう。二男Sもうすぐかな?高校生の彼は来週に迫った文化祭のための準備に追われているところです。もちろん、Toさんも仕事、さていつに帰ってくるでしょう?小学生のWとAは私が夕飯を作っている間じゃれあっていたのに、ふと静かになったなぁと思ったら、二人ともいびきをかいてリビングのソファにおり重なっていました。やれやれ、また今晩寝られないぞ~~先週末夏休みの宿題の詰めにあたふたとしてスリルを味わっ二人だけれど、いざ学校が始まってみれば運動会の練習が連日入って、どうやら肉体的にくたくたらしい。良く頑張った週末夕寝、いたしかたないか~~!! さぁまもなく生徒さんが来られる。Vnの音で目覚めるかな???
2009.08.28
昨日は長男Aの誕生日でした。26歳です。26歳と言えばToさんが私と結婚した年齢、そして彼を産んだ私は26歳でした。彼が生まれる前の人生と生まれてからの人生と同じだけの時間が流れたなんて、信じがたいけれど・・・、我ながらすごいことだなぁと思います。ちゃんと生まれるかしら、とどきどきしていたその坊主は今やひげ男になって自宅で自営業?と言うよりパラサイトといった方がいい状態だけれど、先日も思いました。彼が家にいてくれるおかげで、きょうだいたちにとっては父代わりの存在であり、家の仕事も良く手伝ってくれる。人間の仕事とは決してお金を運び込んだり生み出したりするものだけではなかったはず。彼はちゃんとそれを示してくれているんだなぁ、と思います。人は人のために生きる誰かのために役立ち、それによって自分も生かされしかもその活動は自然の中にきれいに組み込まれていなくてはならない。そういう生き方が認められるような世の中にしたいなぁ
2009.08.27
五山の送り火 「大文字」 久しぶりに生で見ました。このところお盆の頃はオーケストラの合宿に行っていることが多くて何年か振りに見た気がします。下のAによると2回目だというから、7歳の彼女の記憶の中ではそんなものなのかもしれません。いつも右大文字に点火される頃になると大ママちゃんのマンションの屋上に上らせてもらって(家族限定)見せてもらいます。くっきりすっきりきれいに見えるのは両大文字だけなんだけれど「妙法」の「法」もちゃんと見えるのです。左大文字はかなり近いので煙の舞うさまや炎もしっかり見えるので、今日点火のお仕事をなさってる方々の暑さが身体に沁みてくるようです。でも実際私たちのいる屋上はかなり涼しく、ずっと長く居続けたら肌寒く感じるほどなんです。五女A「大文字って何のお祭りなの?」私「確かもう亡くなられた方々の霊(たましい)がお盆で帰ってこられていたのを無事お帰りになりますように、とお見送りするのだったんじゃないかなぁ」「ふ~~ん、死んだ後はどんな風になるのかなぁ。見えないのだったら真っ暗なわけ?」「いや、私はそんなふうには思わないけど。もう肉体はないわけだけどちゃんと見えたり聴こえたりするんじゃないかなぁ でないと帰って来れないじゃないの」長男A「死んだらなぁ 旅をするんやで、山を越え三途の川を渡ってな、そしたら役所みたいなところがあって死んだ人が入る国に入れてくれるかどうか決めはるんや。神道では死んだら皆神さまになるんやで。」「神道って何?」「日本の宗教」「宗教って?」・・・・あらあら、送り火からえらく難しい話に展開しているわ!!でも送り火ならではの会話かもしれないねHは大阪に行っていて帰ってきたらちょうど送り火が終わったところ。たくさんの人ごみに捕まっちゃって大変だったとか。Toさんは点火の前に京都駅に着いたから問題なく帰ってこれたらしい。Kも人通りが減るのを待って帰ってきた。それぞれの送り火だったね。
2009.08.16
夕食後Aは友人に誘われて花火をすることにしました。そしたらちょうど私の妹と姉も一緒に花火をしない?なんて電話がかかってきたので、皆で家の前で花火をしました。公園だと声がうるさい!!とか言ってだんだんさせてもらえなくなってきているんです。花火はきれいだけれど、煙が多くて皆がいっせいに点火するとどっち向いて花火をしたらいいかしら、と考えないといけないほど煙だらけ・・・。最後はやっぱりまつばぼたん(線香花火)がきれいですね。静かに小さく、でもそれぞれの瞬間の美しさをたのしむことができます。花火の後は私を含めた三姉妹でペチャクチャぺちゃくちゃ思い出話も3人3様の言葉で語られる。そうか、同じ場面にいても心に残っていることや目に焼きついている記憶は違っているんですね。みんなの言葉を持ち寄ってはじめてその出来事が少し分かるかもしれない。また5人きょうだい集つまって、いっぱいしゃべらないとね~~
2009.08.15
久しぶりにWの絵本の読み聞かせの声が聞こえてくる。今晩は光の部屋っと名前がついているだけあって子どもたちの部屋はとっても暑い。それで親たちのところに避難してきたってわけです。読んでいる本は「えんぴつくん」アラン・アルバーグ作 ブルーノ・イングマン絵あんまり言葉のある絵本ではなく、たった一本のえんぴつくんが真っ白な紙にいろんなものを描いて、新しい世界を作り出していく。犬を描き猫を登場させ、書き加えていくたびに新しいお話が生まれていく。白黒の世界にちょっと退屈したので絵の具の筆を描いて皆に色をつけてもらった。美しくなったのだけれど、だんだんあっちこっちでけんかが起こったり、けしごむ君が暴走したりして、せっかく作った世界は大混乱。それでとうとう全部消されてしまう。 でもえんぴつくんはけしごむくんから逃げ切って、おかげでまた皆を復活させる、というお話。確かに鉛筆は何もないところから途方もないすごい物を作り出す。あんなぺったんこの真っ白な紙の上に、見事な立体的な三次元のものを描く。頭の中だけでは到底できそうもない計算や数式の組み立てを可能にし、文字や文を使って想像もできないような世界を時の流れも含めた形で描くことを可能にしている。大した道具WもAも、今日はえんぴつくんの夢でもみるのかなぁ~~?
2009.08.12
コメント(0)
土曜無事に終わった小学校のくすのきキャンプ!翌日、今度は教会日曜学校キャンプ!! 下のAもWも慌しく、でもウキウキ準備して朝のごミサに駆け込んで、皆で出かけて行きました。他のメンバーは:愛宕山に泊まる人、朝から課題で大学に急ぐ人、前日から福井出張中の人、劇団の集まり出かける人、同窓会に出かける人・・・ほんと、夏休みに入ったね~~という動きです。夕飯を食べたのはたった3人で、揃って食べれたのは二男と私だけ!!これが我が家の姿????久しぶりにSとゆっくりしゃべりながら食べました。いよいよ彼は来年の自分の姿についてもう少し具体的な描きを求められる段階に入ってきました。だって来週は個人懇談だよ?「『お母さんのご希望は?』なんて尋ねられたらなんて答えたらいい?て思うわ。私のご希望~ そうね、Sが興味を持って向かえるものを提供をしてくれるようなところにあなたが入ること。ちょっと変な言い方やね。簡単に言えば、あなたの学力に合わせて大学に入っても、おもしろさや手ごたえを感じないのだったら全く意味がないもの。」「それは言えてる。でも勉強してもちっとも点数伸びひんのやなぁ~これが~」「点数とはそういうものよ。ある程度蓄積しないとね!地道にやってください」「友だちも、もういやになってきた~~って言ってる。」「でSも?」「ふ~ん、まあね~。そんなとこや」「じゃぁ、お父さんに報告しておいてあげるわ。Sは嫌気がさすほど勉強しているらしいって!!」
2009.07.21
朝起きたら あぁ~こりゃ~熱だわ~ 今日は動けない・・・洗濯機をうごかしてくれているToさんにごめん、長男Aに生協の荷物の受け取りお願いしといて・・・それから夜までずっと布団の上にいました。考えることも読むこともできない。病気ってすごいね。心も頭も空っぽにしてくれる。夜子供たちが寝る頃になってようやく坐れる状態になって、子どもたちの音読にお付き合いしました。Aちゃん 爪伸びてるねA「うん、自分できってみるわ 初めてや~~」そういって彼女は足の爪を切りました。とても熱心です。次は手の爪、右手の爪は特に一生懸命に切っていました。切り過ぎないように注意してね~~うん爪と爪きりの刃をしっかり見つめながら声だけが返ってきました。可愛い姿!!
2009.07.09
七夕、ですねつまりうちのKの誕生日です。おめでとう!!Kちゃん ついに君も大人の仲間入りしてしまいました。大人になったら30歳になっても50歳になっても70歳も100歳も皆同じ大人です。どうしますか?昨日寝る前に「こんな大人やったらあかんなぁ~」と言っていたあなたですけど・・・じゃぁどんな大人だったらいいのでしょう~~ね一日、一日を過ごす中で自分にふさわしい大人像をこの社会の中で見つけていってくださいね。とうとう4人目が成人したか!残り3人、まだまだ続く~~~~!!さ~~て、短冊にはなんて書こうかな・・・まずは 「感謝、ありがとう!!」「にこやかな毎日をみんなに!!」
2009.07.07
昨日は日記が書けませんでしたね。実はこのPCに利用率が高まって、K,S&私とちょっと3人で使うには時間制限が多すぎ・・・。ということでToさんの古いノートパソコンの頭脳をお借りして、私専用のPCにしようとしています。ところが何年もずっとメインテナンスをしていなかったので、長男Aが昨日ずっとかかりっきりで治療をしてくれました。相当重症でウイルスの巣窟になっていたみたいです。あぁ やれやれA君 ありがとうね!!
2009.06.23
夜 2年のAが宿題をしていました。ちょっと苦手な算数 二桁のひっさんの繰上り足し算です。Aがトイレに行っている間に、そのプリントが目に入ったWはその答えを見て、「あぁ かわいそうになぁ 20問中7問間違っているわ。一の位の足し算の繰上りを十の位に足すの忘れたはる~~~」さて、WはどんなふうにAにそのことを伝えるのかなぁ、と私は注目しました。何しろ「間違ってるで!」と言ったとたんにすぐ気分を害して泣いたり怒ったりすることが多いAですから・・・。トイレから帰ってきたAにWが声をかけました「Aちゃん、百点取りたい?」「うん、なんで?」「このプリント、ちょっとおしいんやなぁ~~、ほんのちょっと!!このちょんちょんと印してあるところ、もう一回考えてみいひんか?」上手やな、W。だいぶAのこと分かるようになってきたんやね。Aはニコニコしながら、もう一度ひつ算に取り組みました。笑い声が響いて、すぐに終了。W「Aちゃん、私が腹筋(運動)するの手伝って、足持ってくれるか?」「いいよ~~ こんな感じ」W「きゃあ~~~ やめて~~ こそばい~~~」
2009.06.17
三々五々帰宅した子どもたちで 夜の我が家は大盛り上がり長女H(24) 二女M(22) 三女K(19) + 二男S(17)若者たちの巣窟だ互いの性格分析から始まって・・・次から次へと・・・話題は尽きぬ。Mは下宿では声一つ立てることがないという。私なら長男のようにきっと一人でブツブツ言うだろうに・・・さっきしていた鼻歌は?全然~~!!女 女 女 (姦しい) + 男 語っては突っ込み、笑っては突っ込み、大爆笑になって苦しみ、それでも懲りずに笑いは止まらぬ。ガラ~ 廊下側の戸が開いてTo「ちょっといい加減にしいや!夜中やで!!」と水差されても若者のパワーは収まりきれなかった!!しかたないよ、私らもそうしてきたし・・・M、一か月分、笑えたかな?
2009.05.24
今朝、久しぶりにMが帰ってきた。毎日こちらではMの名前が上がらない日はないけれど、やっぱり姿を見れるのは嬉しいこと。玄関が開いて「チャリン」とチャームが鳴った途端、「M~ちゃん。」「やった~~!!」と下の二人はおおはしゃぎ!!Mは機嫌がいい時、大抵うろうろ移動しながら鼻歌をうたいます。いやすごいなぁ、彼女が帰ったとたんににぎやかな雰囲気になる。Mちゃん効果!!Mは全然連休が取れなくて、ちっとも帰ってこれず、5月の連休の時に2泊して、すぐ帰ったっきりだった。しかも全くメールも電話も何もない。私も特に心配などしていないけれど、お互いず~~と連絡とってないことに昨日ハッと気がついてメールしたけれど、返事無し。3交代制の勤務だからいつ連絡とったらいいのかそれすらも分からない・・・。 今朝8時半になっていきなりその返事!!「みんな起きてる?今太秦やから・・・」不思議とそういうことは重なるんです。「お母さんのブログは読んでるし!」なるほど、彼女はPC上で私と会っているんだ。どおりで音沙汰ないはず!!Wはバレエの練習に向かいました。一方Mは友人との約束と買い物に出かけていきました。やっぱり都会で買いたいものあるのかなぁ~手洗い、うがい、マスクやってね。Kは大学休校になり、今日入っていた行事や練習も取りやめになりました。急に空いた身を持て余し、抱えている課題はあるけれど、一日中それだけに費やすのはちょっと辛い。そうやね、やらなければならなことだけがクローズアップされた日は却って効率が悪くなるものです。「ちょっと、カラオケに行ってきます。一人で行くならいいでしょ!!?」手洗い、うがい、マスク忘れずに!!「ハ~~イ」私は久しぶりにバレエの大人のクラスに!!いつの間にかメンバーも増えて・・・ もちろん体を動かすのも気持いい。「東京どうだった?」てイギリス人の先生に訊かれて英語で答えようとしたんだけれど、「・・・」頭に英語がうかんでくれない。「ごめんなさい、先生。日本語で言います」あぁ~ こりゃだめだ!!ちょっと毎日日本語で考えすぎやね~~「手洗い、うがい、マスク」この習慣が身に付いたら、なかなか風邪弾かなくなるかもね、みんな!!
2009.05.23
東京から帰ってきた私は、その前と変わらない毎日に戻った。それでいい。もちろんそれでいい。長々と「ただいま~~」を書いている間も、我が家はとどまることなく動いている。はじめて設計の課題に取り組んだKもようやく水曜に手作りの模型と図面を提出。少しずつ建築学科らしい実習も出てきた。今のその作品はこたつの部屋に飾ってあるけれど、こんなものが家の中に転がるようになったんだなぁとつくづく思う。高3のSはもう中間試験が始まる。昨日の段階で「インフルエンザのために休校になった場合の試験日の取扱いetc.」のお話もあったそうな!あんな小さなウイルスがこの堂々と構築された人間社会をあっという間に変化させていく強大な力を持っている。そこにはちょっと考えさせられる。日曜は「深読会のランチ」月曜は「森の音楽屋さん」今日はバレエのお母さんとまるでミニ真名のようにじっくりとお話しすることができた。う~~ん、やっぱり私は人の話を聴くのが好き
2009.05.19
今日は朝から落ち着かず、あれこれ明日の東京行きに備えて準備、やりだしたら結構時間がかかる。学校がある時に主婦が家を空けるというのもなかなか大変だ。休みの時なら大抵のことを子どもたちに押し付けておけばいいけれど、そういうわけにはいかないし、おまけに今回は1泊してくるからね。下のAバレエお休みだな・・・。夜になって千葉の姉から電話があった。「さっちゃん、東京に来るんだって?どうしていってくれないの?それでどこに行くの?」あぁ いや、だって大きょねえちゃん(姉のニックネーム)とはお姉ちゃんが京都に帰ってきたときに会えるから、時間があまりないので、あちらでしか会えない方に会わないと、と思ってたんだけど・・・。「あら、私だってさっちゃんとしゃべりたいわよ~~ いくら京都で会えると分かっていても・・・。 でお話しする時間いつが良い?」明日東京に行くんだけど、そのまま目的地に行くだけだから、明日会おうか?「じゃぁ、新幹線のホーム降りたとこで待っててね、行くから!!」私も、新幹線降りたところに、姉がいてくれたら、ものすごく心強い。なつかしいなぁ~ 私が高校生や大学生の時に、休みで遊びに来たときやスケートの練習で東京に来たときに、姉が泊まらしてくれて、時間を作ってはショッピングに連れて行ってくれた。ますます明日が楽しみ~~気をつけていってきますね。よって明日、明後日はお休みするでしょう。
2009.05.11
実は私にも、福井のお父さんお母さん、と言いたい方がいらっしゃいます。年齢はもちろん実の父母よりもっとお若いですが、でも私にとってこのご夫妻は父母的存在なのです。同じようにカナダにはカナダのお姉さんお兄さんがいて下さり、アメリカもお母さんが・・・。広島にも京都にも何人も私たちのことを応援して下さっているお姉さんたちがいて下さることは、私たちのどれだけ大きな精神的支えになってくださっていることかと思う。何も怖がることはない。いつでも助けて~~て言える。祈って、てお願いできる。聞いて、てお電話できる。 同じように最近可愛い、すてきな妹たち、立派な弟たちも増えてきた。一体何人いるのか数えることもできない。だってここまでが妹弟て線引ができないから・・・。そしてもちろん子どもたちも・・・。私のお父さんお母さん、お兄さんお姉さんたちがして下さっているように、私も妹や弟、そして娘や息子たちの力になれますように!皆、血は繋がっていないけれど、心は繋がっている素晴らしい家族!!
2009.05.07
予定は今日は夜のレッスンだけ。だいたい私が考え事をするのは朝、洗濯物を干している時なんです。干しながら「今の私という人間を作ってきたものは何だったのだろう」という疑問がポロッと心の中に落ちてきて、とどまった。 じゃぁ今日はそのことについて考えてみよう。 そうなると自分の小さなときからの思い出がたくさん頭の中に蘇ては消えまたやってくるという調子で時が済んでいく。 「私」を研究するにあたってその参考文献になるものは、やはりその多くを私の母の姿と子育てから引っ張ってくることになりそう。父は特に長い間単身赴任していたので、共に過ごした時間と記憶は少なく、やはり母との関係が強い我がきょうだいたちなのです。 思い出してみれば、母や私たちが小さかった時、自分の手で作ったもので私たちを育ててくれていました。私が結婚して毎日のようにパンを焼いていた時、「まぁ、結婚する前には普通のお料理もしないような忙しい人やったのに、パンも焼くようになったん?不思議やね 私も焼いていたよ~~」私「え~~ そんなの全然知らなかった。全く覚えていないし!手作りパイ棒はよく食べていたけど・・・。」 母の手作りケーキはいつも全くメジャーカップやはかりが使われないで全部目分量。パンでもそれが通用したとは・・・母の感は超一流です。でも案外目分量というものは正確だったかもしれない。Vnを弾くときの指を押さえる場所だって、音を聞き分けることだって、結局はチューナーよりも美しく合わせるところまでできちゃうんだもんね、人は。 服も大雑把だったけれどよくつくってくれていた。しかし彼女が本気になったらとんでもないものを作る。だって父は若いころずっと母が縫ったスーツを着て仕事に行っていたのだから・・・。洋服屋さんのようにうちにはスーツを仕立てるためのマネキンもずっとおいてあった。 母に手作りは良い、と特に仕込まれたわけではないけれど、身近な人間が工夫をしながら必要なものを作り出す現場が、常に私の生活の一部にあったことはとても嬉しいことだ。なぜだか私も手作りが大好き。時間がなくて自分で作ることができなくても、それでも手づくりされたものが身近にあれば、心が休まるような気がする。Vnのケース、携帯につけているストラップは友人の手作り作品それを目にするたびに、友人の笑顔と優しさが伝わってくる。
2009.04.24
Mの勤務地に電車から降り立つと 何と広い青空が開けていることか・・・!ゆるりゆるりと薄い綿菓子のような雲が動くさまがきれいに見える。「これこそが空というものだ~~~!」と思わす心の中で叫んだ。 仕事を終えたMと一緒に彼女の住まいの方に向かって歩きはじめた。そこは最近開発されたところで、車道も歩道も広くて近くに大型店舗もいくつもあるような地域。カントリーな空間を持ちながら便利さも兼ね備えた、Mのような都会人が住むには楽なところといえる。Mのところは寮だというのに、えらく立派なセキュリティー万全のマンションでうちのどの部屋よりも大きい贅沢なものだった。何もないところから自分の部屋を作っていく、て楽しいよね。まだ不便なことはたくさんあるけれど、一つ一つ良くするためにどうしようかなぁ~~なんて考えて・・・、夢がある。仕事はようやく病棟研修に入ったところ、大したこともしていないのに疲れるらしいけれど、帰りがけには夕飯のメニューやお弁当メニューを頭の中でめぐらし、日常生活もそれなりに成り立っているみたい。私は一人暮らしをしたことがない。一日、彼女の部屋にいて思った。一人分としては十分な空間に違いない。でもやっぱりのこの小さな空間にずっといることなんて私にはできそうにない。自分の感覚からすればいつもの20分の1にも満たないような活動量。さっさと飛び出してバリバリ働きたいという衝動にかられる。ちょっとしたニュー体験でした。
2009.04.14
幼稚園の頃からたびたび自転車に乗りたい、乗れるようになりたいという衝動に出会ってはいたA。それでも私が忙しくてあまり付き合ってあげられる時間もないので、1 練習のチャンスがない。2 交通事情のあまりよろしくない昨今のこと、小さい時に乗れるようになることはかえって危険な気がする。という点で、こちらからも積極的には働きかけませんでした。一年生になって小学校に自分で行けるようになった。信号も一人渡れるようになった。友人のところに自分で遊びに行ったり帰ってきたりできるようなった。そして友人たちのほとんどがもうすでに自転車に乗れることに気がついた。それで去年の秋に何度か練習したけれど、自分が思っていたよりも難しく、「また今度にするわ」という言葉を最後に半ば諦めてしまって冬を過ごしました。この暖かな陽気に誘われて表でよく遊ぶようになり、水曜日Aが友人宅からの帰り道でした。3,4才の自分より小さな子どもが楽しげに自転車に乗ってこっちの方にやってくるのに出くわし、「いいなぁ 私もやっぱり乗りたい」と思ったそうです。で、帰ってくるなり、A「今から自転車の練習してもいい?」私「あら、もう夕飯作りはじめているんだけれど・・・ とにかく長ズボン、長そでを着て、ヘルメットをつけよう」その様子を小耳にはさんだ長男のAが「今10分ぐらいなら空いているよ!PCが勝手に仕事してはるから・・・」ということで、A&Aのコンビで自転車の練習を始めました。自転車はバランスを取ることだけが難しい。逆に言えばバランスさえつかんだらどうということはない。兄のAはこぎ始めの難しさを省くために、最初は両足で地面を蹴って、ツーーとまっすぐ進む練習を何度もさせ、次に片足だけをペダルに乗せたままこがずに片足で蹴って、同じようにまっすぐに進む練習をしました。10分といっていたけれど、彼女はもっともっととやり続け私も手の空いた隙間に監視役を交替しながら、薄暗くなるまで小1時間していました。翌木曜日、今日はまた自転車の練習するぞ~と意気込んで帰ってきたら、友人が遊びに来てくれて、「今日はちょっとだけ一緒にあそぼな、私やりたいことがあるねん」でまた練習を始めたい。私「ご、ごめん!今私手が離せなくて・・・ W一緒に見てあげてくれる?」Wが付き合ってくれました。5分も経たないうちに私の所にAが駆け上がってきて「お母さん、自転車乗れた!!見にきて」「え、早や もう乗れちゃったの、すごいね~~ うんうん 見に行くわ」と仕事を中断して玄関先にちょっと緊張気味ではありました。まだまだハンドルはふらふらしています。でもちゃんと両足ペダルで自転車に乗っていました。最初の目的地はすぐ裏にあるさっきまで遊んでいた友人宅「MMちゃん 私自転車乗れた!!」「わぁ~~ 良かったなぁ すぐに乗れたな 私もその自転車乗ってもいい?」自分のピカピカの自転車ではなく、Wから受け継いだ古いAの自転車にあこがれの表情でまたがったMMちゃんでした。
2009.04.10
4月6日は私たちがCanadaから帰ってきたときに、教会にいて下さっていた神父さまの誕生日。彼はみんなの誕生日を良く覚えていて、ごミサの最後にたびたび、今週の〇〇日はBさん、〇〇日はCさんの誕生日です、とお祝いの言葉を添えておられました。そして4月7日は大ママの誕生日 今年は火曜日だったので、バレエの帰り、満月に近いお月さまが濃紺の空に輝きだしたころ、ジャスミンとボローニアという花木の鉢をプレゼントに、下のAと一緒に大ママのところに寄りました。 予告なしで大ママんちのドアを開けて、黙ってリビングのドアをいきなり開けました。「Happy birthday to you~~」「大ママちゃんお誕生日おめでとう」 先日Mの「行ってらっしゃいパーティー」の時、4月のお誕生日の人もお祝いしてしまいましょうということになっちゃっていたので、大ママもすっかりこんなことはあるはずがないモードでした。「あら~~、嬉しい!! 大ママ大好きなん、ジャスミン!!これも可愛い赤紫の小花やね~~」「私からもプレゼントあるよ、自分で作ったん!!」と大事そうに袋から小さなティッシュの包みを取り出しました。そ~~と開けてみると、5センチ四方ほどのタイルのかけらにガラスのかけらを組み合わせてボンドで付けた天使が描かれています。Aは最近ガラスやタイルのかけらを集めていて、それを利用して作ったのですが、なかなか可愛いんです。ほんと、お見せできないのが残念なぐらい。大ママちゃんはさっそくきれいなガラステーブルの上に天使を飾ってくれて、香りの良いジャスミンはリビングのマイスペースの横に、ボローニアは玄関に飾ってくれました。あぁ~ 楽しかった
2009.04.09
おめでとうWちゃん今日あなたは11歳になりました。11年前、お兄ちゃんであるSの小学校入学式の最中に「あれ、これは破水じゃない」とほんの少しお水が降りたのを感じた私は、式を終え記念写真を撮った後に、病院に行った。そしてその夜に生まれてきたのがあなたです。Sが小学校の間入学式があるたびに、クラスのお母さんたちは「Wちゃん、お誕生日おめでとう」と声をかけて下さっていた。あなたに言わすと、10才と11才とでは大きな違いがあるんだって?そうね、あなたもずいぶん、お姉さんの雰囲気になってきたものね。バレエのときの髪形シニヨン(お団子)も自分できれいにできるようになったし、一人前にPCでメールだって打てる。昨日は一緒に英語の勉強してピアノも弾いたね。一緒に何かできるって本当に楽しい。今日は特別なプレゼントは用意されていなかったけれど(あなたもバレエのレッスンだったし)、私は珍しく特別にケーキを焼きました。たぶん何年かぶりだと思うよ。プレゼントは必ず何か作ってあげるから、楽しみに待っていてね君の毎日に祝福あれ!!
2009.04.08
昨日朝から下のWとAは友人たちに誘われてお泊りに行きました。その前の晩からリュックに荷物を詰めては、これで大丈夫か何度も確かめて、とても楽しみにしていました。 昼間、夜と冷たい風が吹いていたから、野外活動が多かったので、昨日はどうだったかなぁとちょっと気になりました。でも、特にメールも電話も来ないので心地よく過ごしているのでしょう。こちらはこちらで、一昨日からチェロの兄が帰って来ているので、久しぶりに朝から兄のチェロの音が家じゅうに響いています。洗濯ものを干していてもご飯を作っていても気持いい。さて夜になって次々と家族が帰ってきました。ダイニングのテーブルに一席陣取った兄は夕食をつつきながら、長男Aと語り長女Hと語り、次はToさんという風に順番にそれぞれ違った話題で何時間もしゃべっていました。兄が帰ったあと、長男のAがはっと気が付きました。静か過ぎるのです。「あれ、今日下のWとAは?」「あぁ、知らなかった?今晩はお泊り!」「おお、そう言えば、昨日の夜がんばってパッキングしてはったなぁ」・・・朝、いつもどおり私より早く起きたToさんは、まだまどろんでいる私に問いかけました。「あれ?WとA昨日お泊りやったん?」いっぺんに目が覚めた私!「え、しっ知らなかったん?」う~~ん、我が家らしいわ
2009.04.03
PC君に対する主治医Aの治療は昨日は順調に進み、ようやく大丈夫だろうと安心したAはしばしの間睡眠をとりました。あとはウイルス駆除ソフトにお任せするだけだったからです。目覚めたAは衝撃を受けました。やられた~~~!!つまり人間で言えば治療薬の副作用が強過ぎて生命維持ができなくなった、という状態です。朝、Mの荷物が多いので駅まで送りに行って帰ってきてた私に、Aは何も話しかけません。あんなけしゃべる人が黙っているなんて、何かあったと思いました。 午後夕刻になって長男Aは言いました。「今日の俺をビデオで撮っていたらめっちゃ面白かったと思うで!朝は『こんにゃろ~~、このソフト、いい加減にしろよ!!』と心の中で叫んでいる自分がいて、それが通り過ぎると今度は、やる気全くなしのドヨンとした自分になり、今はご覧の通りはテンションは普通に戻って『じゃぁパソコンでも見てくるか~』になったわ。」こんな時もPC開腹オペのために部屋に置いてあったいろんなものの配置を変えたおかげで、久々にお目見えした古いシンセサイザーでいろんな音を作っていると落ち着くという。A「やっぱり、PCばっかりで音作るだけじゃなくて、アナログで作るのも楽しいなぁ」写真家が世界中を回って求めるシーンを撮影したい、と思うのと同じで、彼は音を録りたいのですね。
2009.03.31
PCで友人にメールを書いているとき、横を通り過ぎがてら長男のAが言いました。A「ぼくを差し置いてうたた寝とは大胆やな、お母さん!!」「え、あぁ 私寝てた?!」A「ハッハッハ~~ッ」そう言えば、このところちょっと調子の悪かったAのコンピューター、先週の木曜からついに彼はウィルスに侵されているらしく、その診断と治療にA医師は徹夜状態が続いている。かなりお年寄りであること、音作り仕様にセッティングされているため自動でのチェックはできない模様。一つ一つ目と手を使ってのスローな治療方法で当たっているため、主治医Aの睡眠時間は極端に少ない。「A先生、容体はいかがですか?どのぐらいもつでしょうか?」A「今のところ全く見通しが立っていませんね。とにかく時間が必要です。とりあえずこの子の頭の中には僕の記憶があるのですから、なんとか立ち直ってもらわないことには、僕が倒れてしまいます」なかなか複雑な患者と主治医の関係なのです!!A君ほどほどに、時には「諦め」も大事です
2009.03.30
小学校は終業式でしたね。お昼に先に帰ってきたWは急いでお昼ごはんを食べて「今日は記念に友だちんとこで遊んでくるし・・・行ってきま~す」私「記念て『4年生最後の日』てこと~?」「そう~~~ 〇〇ちゃんちやしーー!!」と遠くから声が聞こえてきました。間もなく帰宅したAは「あぁ 手が~~~しびれた~~~ 荷物重たすぎーー!!」と真っ赤になった左手を見せてくれました。この学年末、全部の荷物を何回もに分けて持って帰ってきたけれど、それでも最高に重たかったのですね。いよいよ彼女の1年生も終わりました。担任の先生は成績表の入った封筒に、A宛ての手書きのお手紙を入れて下さっていて、「また2年でもがんばろうね!!」だって。子どもたちのこと、本当に大切にして下さる先生です。夕方からバレエのレッスンです。久しぶりに3人(AとWと私)揃って電車に乗ってレッスンへ・・・。その帰りのことでした。Aは数日前から小さなコアラのキャラクターを大事にどこにでも持ち歩き、時にコアラの手に切符や鉛筆などをはさましては、みんなに見せていました。それはMがまだバレエを習っていた時、バレエの先生がオーストラリアに行かれた時にお土産でいただいたものでした。彼女そういうたわいないものでも、ちゃんととっておいていたのですね。今回の引っ越しに伴って、どうやらMはそのコアラをAにあげたようなのです。だからAは片時も手放すことなく今日のバレエにも持っていって、友だちに見せていたらしい。6時を回っての帰宅、いつもバレエの後はお腹が空くのでパンとか何かつまめるものを電車の駅でいただいたりしているのですが、今日はちょうど電車が来たので走って飛び乗りました。どうしても食べたくなったAは「ちょっとだけ食べてもいい?」と許可を求めてくるから、「じゃぁ少しだけね。こぼさないように!!」と私。Aは絶対にこぼすまいと持っていたコアラを自分の横に置いて、左手を受け皿のように添えながらパンを食べました。そしたらあっという間に降りる駅に来ちゃってあわてて切符を取り出し降りた。しばらく歩いて「あ!!コアラ~~、お母さん持ってない?電車の中に忘れてきちゃった~~」私「ごっごめん 私も振り返って座っていた付近のチェックしなかった~~」A「何でAはこんなアホなんやろ、バカバカ・・・あほ!!」私「誰かって失敗はするんやから・・・、明日駅員さんに聞いてみよ!!これからは必ず持っているかどうか、確かめよな・・・」
2009.03.24
いよいよMの出発もまじかになってきた今晩、みんなが揃える最後の日となったので、わいわいがやがやと楽しむことにしました。皆で食事に行くのもいいかなぁと思ったのだけれど、大ママちゃんたちも一緒がいいし、気楽な方が本当に楽しめる、という意見が多かったので、家でしましょうと決めていました。でも大ママが「流石に9人家族+大ママ家族3人で食事するにはさっちゃんとこではテーブルが狭すぎるでしょう!大ママのところでしよう」と言ってくれたので、お言葉に甘えて大ママちゃんちですることにしました。ずら~~と総勢12人でテーブルを囲むのも久しぶり!大ママ「まぁ 懐かしいね 本当に、こんなに小さかったのに~~」私「それ、さっちゃんのこと?」大ママ「そうそう、 ほんまに小さい子どもやったのに、こんな大きな子どもたちのお母さんになったんやなぁ~」大パパ「長男Aは小さい時車が好きやったなぁ ここのベランダから大通の車を眺めてはややこしい車の名前を次々に言って・・・それがいつまでもいつまでも続くんや!子どもってすごい根気があるんやな」二男S「Wは赤ちゃんの時、髪の毛がスーパーサイヤ人になってたで、あれはすごかった。他の子も小さい時は髪の毛が立っていた時があったけど、Wは迫力が違う。」H「(五女)Aちゃんはおしゃべり大好きやな~~」To「そう言えばこの前AとWは司教様とお話ししたやろ?その時の報告のコメントに「二人ともとても元気ですね」て書いてあったよ。」私「W、司教様とお話ししたときのことみんなに教えてあげて!!」W「司教様やしえらい人やと思って、会う前はめっちゃ緊張してたんやけど、司教様がお話ししてくれはったら、全然普通のおじさんで、すごく面白かった!!」・・・・・とりあえず話はどこまでも続く・・・ 今こうやって思い返してみるとあんまりMの話は出てない。知ってか知らずか分からないけれど、他のみんなのお話がMにとっては一番の贈り物になるのかもしれないねMちゃん みんな応援しているからね~~~
2009.03.22
さて、Mの就職一人暮らしに向けての準備が本格的になってきました。長女Hが1年前に一人暮らしから引き揚げて持って帰った洗濯機や冷蔵庫・・・などごっそりMはもらいうけて、ある意味荷造りは簡単なのですが、ここで大きな問題にぶち当たりました。M自身の持ちものをまとめていくとおのずと段ボール箱が積まれていく。新たに必要なものを買足したのは良いけれど、配達されてもちょっと待ってこの荷物どこ置くの!!?? 今、我が家は正常な状態でも家の中はパンパンになっています。もちろん掘り起こせばほかせるものもいっぱいあるでしょう。(かなりの痛みを伴うと思うけど・・・)だとしても現実にスペースがないわけです。そこでMは考えました。あの~~ 荷物を置くとすればWとAが使っている「ひかりの部屋」しかないと思う。あと一週間ほどあの部屋で遊ぶのは我慢してもらって、寝るときは一人は私と一緒、一人はお母さんとこにいってもらおう。これでどうやろ~~あかんも何も他に方法は考えつきません。ということで今日夜になってからだけれど、ひかりの部屋にHのところにあった独り者用家財と、Mの荷物のかなりのものが運ばれた。すっかりひかり部屋は引っ越し前夜の姿に・・・・ごめんね!! WちゃんAちゃん しばらくお部屋借りるね それはそうと先日からMが自分のものを箱詰めにしているのを見かけたAは私にどういうわけでMがそんなことをしているのか尋ねてきました。「あっ 知らなかった?Mちゃんは引越しするんだよ。これから一人で(おばあちゃんのところみたいに)電車に乗っていくところに住まはんの。Aちゃんも、学校お休みの時に泊まりに行こうね」引越しという言葉を聞いた途端に、彼女の笑顔は消え、肩を落としてうつむいた。A「え~ Mちゃん ここから居やらへんようになってしまうの。そんなん いやや~ 私、Mちゃんと一緒にいたい泊りになんか行きたくない。」「そうやね~ でもお仕事やからし方ないねん。ごめんな、Aちゃん。そしたら、Mちゃんがお引越ししはるまでずっと毎晩Mちゃんと一緒に寝たら? どうお?」うつむいたまましばらく考えて、それからこっちを見て言いました。「それなら、いいわ。 なぁMちゃん 一緒に寝よな~~」M「いいよ これから毎晩ね!」
2009.03.15
朝、私はいつもどおり起きたけれど、二女Mのお布団はもぬけの殻・・・そうだった、8時半には着付けと髪のセットを済ませてもらう電話を先日美容院に入れていたなぁ~~。 今日は彼女の卒業式。みんな成人式のように衣装を整え式に臨むとのこと、時代は変わった。私は彼女の入学式には行けなかったこともあって、今日は是非参列させてもらいたいと思っていました。学長のお話も聞いてみたいし、そして何よりMの担当教官をしてくださったH先生にお目にかかってお礼を申し上げておきたかったのです。 朝の家事をちゃんちゃんと済ませ、大ママちゃんを誘ってタクシーに乗りました。「医大まで・・・」と運転手さんにお伝えすると、「うちの息子が去年お世話になってね~~」とお話を始められました。中3の坊ちゃんが心臓の手術を受けられたとかで、医師や看護師さ、たくさんのスタッフの方々に良くしていただいて、今とても元気に過ごしている。そのことに心から感謝しておられるとのこと。ご自身もつい6年ほど前、看護学校におられたことがあったけれど、お仕事との両立が難しく途中で断念されたそうなのです。 中高生をお持ちの普通のタクシーの運転手さんからこのようなお話しをお聞きするなんて、今日は特別な日だっと思いました。わたしには初めてのことでした。私が病院スタッフの家族だということを知らないで、Toさんたちの職場での出来事を語られる方に出会ったのは・・・。 とても嬉しいお話で、こちらの方こそ感謝でした。 さて、卒業式会場はこじんまりとしていて、卒業式の案内状に、ご家族から最小限の方のご参加を・・・と注意書きがあったのがうなずけます。 ごめんなさい、大ママちゃんも来てしまいました。 だから席は一番後ろで、交代で座ることにしました。お客様の中には小さなお子さんや赤ちゃんを抱っこされている方もいらしています。 学生といってももう一度大学を入り直してこられる方も少なくないし、当然大学院生たちは家族持ちの方も多いです。(うちのToさんが大学院を卒業したときは3番目のMが生まれていました。) 式の冒頭はオーケストラの演奏「ニュールンベルグのマイスタージンガー」前奏曲。あぁ~ついこの間弾いたなぁ~、なんて思うのですが演奏会で弾いたのはもう1年も前になっているんですね。 本当に月日が経つのが速いです。 学長のお話も知事のお話も、府議会議長さんのごあいさつのお手紙も、それぞれに非のつけられない立派なお話ではあるのですが、在校生の送辞、そして卒業生の答辞は「若者の声」として、私の心にびんびん響いてきて、ついつい涙があふれました。 学生時代は特別の時代です。家族でもないのに頭と心とを寄せ合って、いろんなことに取り組み、厳しい場面を切り抜け、一緒に生きてるぞ~~てことを体験できる。大人として生きるための具体的な土台づくりをすることができる。 そしてここの学生たちは、これから自分たちが歩んでいく医療保健という現場の厳しさを重々承知の上でそれを担おうとしている。その勇気は、残念ながら私たちにはなかなかもう持てないもののように思えて、彼らが眩しく映ります。ここでこんな風に晴れやかにパワフルに集まっているみんなも、4月から現場に行ったら、それはもう卒業したてのひよっこで先輩たちの指導のもと小さく小さくならざるを得ないでしょう。それでも、こうやってみんなとワイワイやってきた学生時代に育てた自分の力を信じて、泣きながらもめげずに頑張っていってもらいたいです。 その毎日こそがいつか彼らの本当の自負心と謙虚さを形作ってくれることでしょう学長「心のある医療者になってください。人間としての心を最も大切に忘れないでください」
2009.03.06
Sちゃんにやさしいコメントいただきありがとうございました。今日はお話しすることできなかったけれど、「皆さんのぬくもり、さっちゃんのぬくもり、幸せいっぱい!!3月のデート、楽しみにしています」と短いメールが届きました。こうしてSちゃんが私のブログを通して皆さんとつながれることは、本当にうれしい楽しみなことになっています。これからも時々ご出演をお願いしようと思います。そしてきっとほかの友人たちにも登場していただくことになるでしょう。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、きのうSちゃんとの約束の電話の直前は実はちょっとした大騒ぎをしていました。朝起きてきた長男Aは「あ~~ なんだか今日は緊張しているような感じや」と言っていたのです。いつも彼はストレートに表現せず、面白おかしく冗談で会話をするので、果て、これはどういうことが言いたいのだろう・・・と思っていました。夕方になって、「どうも心臓が・・・なんか変!」などというからびっくり!!こんな若い青年が心臓が変て、それおかしいでしょう。「どんな感じなん?急にドキドキとか、心音が不規則な感じがするの?」「だから朝から言っているとおり、まるで今から本番がある時のように身体が緊張して鼓動が速く感じられるの!」あぁ あのことばはそのまま事実を表現していたのか、ほんまにややこしいこと!!とりあえずToさんにメールTo「とりあえず血圧測ってみて、それから今こそMちゃんの実習 聴診と脈とをとって、ずれがないかどうか診てもらって!」ところがです。Mはさっき出て行ったところ。近所にいるのかと思ったら、なんと大学だって。でも彼女からもメールが来た。M「心拍数なら血圧計で出るからやってみて。で、データーはどうだった?」測ってみると低い。心拍数は80。速いなぁ~~To「血圧低いから速いのは心配ない。空打ちがあるかどうかだけがちょっと心配やなぁ、聴診しながら脈をとってみればわかるんやけど・・・」M「手足の冷え、めまい、ふらつきとかない?」それは大丈夫とのこと。Toさんの言葉にMの机の上にあった聴診器を拝借して、出来るかな?と思いながら私が心音と脈を診てみる。え、脈どこにあるの??? 心音は? ようやく見つけて「あぁ大丈夫そうかも?」と思うけれど確信はもちろん持てない。M「すこし心臓がしんどがっているんだから横になっていたら」と言ってくれたけれど、Aはそのままギターを弾いていました。夜になってToさん帰宅。「ちょっと見せてみ?」と聴診器をあてて腕をとったら5秒で終わり。「全然大丈夫!!」あぁ 良かった!!というちょっとした大騒ぎでした。
2009.02.28
コメント(8)
朝、小学生のAとWを送りがてらパン屋さんに寄ってお昼にお迎えする友人たちといただくパンを購入する。この時間に外の空気に触れるのはとってもいい気持ちで大好き。後洗濯物を干そうとMとKの部屋の戸を開けてびっくり!人間が二人も寝ているではないか!!だれ??まぎれもなく熟睡しているその山はMとKでした。まぁ Kったら朝早くにスノボーツアーから帰宅したのね、全く何時に帰宅なんて言わないのだから・・・。それにしても私も彼女の気配にはまったく気が付かなかった。 私も熟睡・・・!!おかげさまでもみじさんのおっしゃるように、言葉も通じることですし心配することもなく、楽しく過ごして、初めてのスノボー体験に予想外の体中あざだらけと筋肉痛を抱えて帰ってまいりました。 さてToさん帰宅後、彼が夕食をとるテーブルを囲んでの話題。ミニ真名で聞いたお話しなんだけれど、中高一貫校などにいると、高3の生徒たちから中1生を見ると、まるで宇宙人のような(大げさだけど考えていること、なんでそうするのかさっぱりわからない)、そんな隔たりがある、という。「Toさんも一貫校だったけど、昔もそんな隔たり感じてた?」To「そらあったよ中1生が『TV見るの久しぶりや(受験のために)』なんて言っていたら『なんじゃこいつら???』と呆れたもんなぁ。今でも卒後2,3年の者は『5年も下の学生たちの考えていること全く分からん』て言ってるしなぁ ずっとその傾向は変わらず・・・」「それって、ある基準があってそれを中心に右傾向が強い時とか左傾向が強い時とか行ったり来たりのずれではなくて、どっちかの方向にどんどん離れていっているという感じ?」 「そう、人生80年90年になったけれど、人生50年の時と比べて、今の方がより人生が豊かになったというよりは、人間50年で成熟していたのに、薄~~くひらた~く伸ばされて成熟するのに90年かかっている。昔の20歳の成熟度は今の人なら30~35歳てところなんと違うか?そんな印象やね!!」一同 うんうん、と頷くばかり・・・!
2009.02.25
土曜日は二女Mは試験を受けに泊まりがけで行き、Toさんも出張、三女のKは夜なってからスノーボードをしにクラブのみんなと出かけて行きました。だからその日は3/9が家にいなかったのです。2,3日前に訊きました。私「Kちゃん どこにスノボーしに行くの?いつまで?」K「・・・そう言えば知らんわ、でいつまでやろ、確か2,3泊はしたと思うけど!」「よくそんなんで旅行の用意できるなぁ・・・・!! 泊まるところがどこか連絡先聞いといてね。K「了解!」当日さぁ出かけるぞっとなった9時ごろですK「じゃぁ ぼちぼち行ってきます。」私「気をつけて楽しんできて!でどこに行くの?」K「あぁ 聞くの忘れてたわ 後でメールするから、じゃぁ、行ってきま~す」小一時間経ってメールがVnを弾いている時にブ…ブ…「行くところは長野です。」え、それだけ?この人連絡先って何のためにあるのか分かってないかも・・・?私「宿泊先とそこの電話番号を教えて!」K「〇〇〇〇に泊まります 電話はわからへんて!」やれやれ、携帯が使えないかも?なんて頭の片隅にも思わないのかなぁちゃんと無事に帰ってきますように・・・
2009.02.24
土曜日はヴァレンタインディーでしたねKはインフルエンザのために今年はチョコ作れない~と思っていたのに、結構速く回復したので、この当日になってやっぱり作りたい、と言いだしました。手持ちの本から、よ~~しこれを作るぞ~~と選んだ物は、材料に赤ワインとラム酒、それにクーベルタンチョコがいります。そんなもの近所には売ってないぞ~~。様子を見ていたWとAも、私たちも作りた~~い、と言いだし土曜のリハーサル後板チョコを買いに走りました。でもさすがその日に作り切ることはできませんでした。だって作り始めたのは夜の8時を回っていましたから・・・。翌日私が本番から帰ってみると、WとAはもうチョコレートを完成したとのこと。どうやってやったのかな?A「Kちゃんが教えてくれはったん!!」おぉ Kちゃんやるじゃない。でもその心は分かっているわ。私に一緒にデパートまで材料買いに行ってもらいたいのでしょう?じゃぁ 遅昼(2時)終わったら行きましょう。ということで、Kと一緒に久しぶりにデート。15日になっていたけれどヴァレンタインディーの翌日の日曜日ということで、まだまだ店にはチョコレートが満載されていました。 おかげでクーベルタンチョコもラム酒もあったし、赤ワインはToさん好みのドイツワイン(本当はドイツは白だけどね)を、そして紅茶(私が大好き)も忘れずに買って帰りました。 Kはすぐにせっせと取り掛かりステキな「ランゴ・オ・ショコラ」という、重厚な金の延べ棒になぞらえたチョコレートケーキを作りました。とてもこってりとしたものなので、今日お友達に差し上げたあとの残りでも、十分家族中が楽しみました。Kちゃん ごちそうさま我が家は今日16日がヴァレンタインでした。
2009.02.16
昨夜私たちが寝るころになってふと目覚めた五女A「お母さんのそばで寝たいよ~ どうしてこんなインフルエンザになんかなったの、大嫌い!!」そういうことになるだろうと思って、Wたちからも離れて、もうすでに私たちの横にお布団をひいて寝ているのです。それでも、もっとくっついて私の布団の中に入って寝たい~~という気持ちなのです。やれやれ夜はしっかり独り立ちしていないからこういうときは、本当に困った~~ になります。A「ね~ ちっとも眠られへん、もう いやや~ 」などぶつぶつ言いながら涙もぽろり、「Aちゃん 怒っていたらそら寝られへんて、静かに楽しいこと考えて目をつむってみたら?」A「私怒ってへんもん、ただ寝られへんて言ってるだけやし~~」・・・・・甘えたい時に甘えられないっていうのも、これまた大きくなる練習です。入院している子よりずっと甘えられているのになぁAちゃん、頑張れ~ そう思っているうちに・・・、眠りに落ちた・・・私です。 一方昨晩本番を終えたSは帰ってくるなり「お父さん、どうやった? 劇。 銃の音聞こえた?陰の声は?」To「ああ、ちゃんとパーン、てタイミングよく聞こえたで、あれSがやってたんか?それにしても出番ちょっとだけやったなぁ!!帽子もかぶっているし、ほとんど髪形なんてわからへんのに、あれだけのために頭坊主にしたんか?」ちょっと信じられないという表情で逆に訊き返すToさんです。S「まぁ それが良いやろうというみんなの意見やったから・・・。僕はこういう必要なことはちゃんとやっておきたい人間なの。・・・」(まさか、なんでこんなに勉強とは違うのでしょう) よくそんなにしゃべれるなぁというぐらいのハイテンションで、時間のない中で、いかに正確に音響を入れるのに苦労したか、本番を迎えるまでの脚本作りにどれだけ時間を割いたかとか、やる気の出ない団員たちを引っ張っていくのにどれだけ気を使ったか?事情で声の出演ができなくなった団員の代役を急に仰せつかったとか、・・・たくさんのエピソードを語ってくれた。S「Aちゃん もう僕にインフルエンザ移してもいいしな!!」という言葉を最後にさっさと寝にいったのですが、今朝は何度起こしても起きませんでした。とうとう11時過ぎに起きてそれから登校しました。彼はこういうことは徹底して全力でやりきる。明日のために、は微塵もないのです!!
2009.02.09
ご心配をおかけしている五女のAですが、今朝からはほぼ平熱並みに体温も下がり、にこやかに本などを読んでいました。 昨日の夜あたりからちょっぴりTVが見たいなぁ、なんて気持ちが見え隠れしていたのですが・・・ 朝、Mは2階で勉強、Wがバレエのレッスンに出かけ、Toさんは教会にSもリハーサル、Kは大学、Hと長男Aはまだ夢の中・・・・し~~んとした家の中を感じ取ったその時でした。「しめしめ、みんながいない今のうちにTVを見よう~~」そうA(6)は言いながら布団を抜け出してリビングに行った。「しめしめ」?一体誰の言葉?と思わすその絶妙の使い方!彼女の言動は実に面白い。字を書くこと、読むことはまだまだ一人前にはなれないけれど、しゃべる言葉だけは一端の大人のつもりで大きい子どもたちの会話にも参加しているから・・・ いつの間にか大人っぽい表現を覚えてしまうのでしょうね。Aがインフルエンザに罹ったお陰か 今Wは感染防止対策室の室長のように張り切っています。もっとも今移されたら一番困るのが彼女なのだけれど(学校の行事で11日から一泊二日のお泊まりがあります)。Aが寝ている部屋に行くときはマスクをつけ、出てきたら手を洗って消毒、部屋からAが出てくる時もちゃんとマスクをするように指示を出し、「このコップはAのミルクね、ちゃんと自分のところに持っていっといて!帰ってきたKちゃんが間違って飲んだらえらいことになるでしょ?」だって!私「そういうWもさっさとねなくっちゃ。いっぱい食べて早寝早起きして体力つけておくのも立派な感染防止の柱よ。おやすみ!後6分で学校の先生との約束時間~~~ 」W「あ!! おやすみ~~」とは言うものの、こんなうちじゃみんな移っちゃうだろうな~~と思う私です。Aもちょっと元気になったら、すぐにうろうろしてみんなにくっつきたがるし、またみんなもハイハイと迎えちゃうし・・・ 手洗い、消毒が精一杯!!私も今日、日曜日の本番で一緒にデュオをするTさんにお願いをしておきました。「いつでも人間は万一を抱えてはいるけれど、今回は具体的なリスクが浮上しているので、1st(ソロ演奏用の楽譜)も練習しておいてください。2ndと変わらず難しいものではないので・・・よろしく」Tさんも笑いながらOKサイン!!こういう時はデュオはとっても便利、実質的な穴を開けたり、慌てたりしなくて済むから・・・何年か前もみんなというほどではなかったけれど、半滅状態になりました。さて、今年はいかに!!
2009.02.08
夕方のレッスン中からやたらと眠たい~~ その後40分ぐらいの長電話が友人から入って、ちょっと出遅れた夕飯作り。急ぎたいけれど眠気によって何んとな~~く、とろいなぁ~~あまりにお腹をすかした五女のA、「おやつないの~~」私「それならご飯にふりかけ、鮭もあるわ、先にこれ食べてて!!」とおかずは後回しにしてもらう。そんなとき、K「マカロニがあるやん、よし、マカロニグラタンつくろかなぁ」と調子に乗っている。珍しいね。もう後期試験の勉強にも飽き飽きしてきたらしい。マカロニグラタンは即席で二人用のものなんだけれど、即席と言いながらもホワイトソースの粉が付いているだけで、結局は自分で作らないといけないもの。気分転換にはちょうどいいぐらいの調理かもしれない。8人9人分作ろうと思ったらやっぱりそれなりの覚悟が必要になってくるからね・・・私の鶏肉タレ焼きとカボチャの煮付けが出来あがった時点で、じゃぁ交代ね、もう私立ってられないから・・・とTVの部屋のソファにドカッと横になった。それでも友人の「Heart attack Rhapsody」柴垣節子著をしばし読もうと努力しながら・・・ さっきと同じTVの音声に誘われてきがつく。皆変わらずテーブルを囲んでおしゃべり中そうそう、Kのマカロニグラタンは?とのぞいてもかけらも残っていない。流しにきれいに食べた後の食器が重ねてあるばかり・・・残念、肝心の時に寝てしまった~~それでもまだ続いているこの眠気、変だ~~と思いながら、昨日の日記に書いて下さったYMさんのコメント「立春」を見てようやく分かった。先週から鼻がむずむずしたりしてあやしい~と思っていたんです。昨日バレエに行ったら友人がすごい鼻声で、どうしたの?、て訊いたら花粉だ、という。あぁ~やっぱりね もう花粉飛んでいたんだ。ということで今日午後レッスンの前にアレルギーのお薬を飲んだのを忘れていました。この眠気は久々の薬からのごあいさつ!これから長く続くなぁ~~
2009.02.04
午前中に夕飯の材料を買いに行った時、しお鰯をみて、そうか、今日は節分か、じゃぁ お豆さんも買っておかなければ・・・と購入して家に帰ってきた。確かに今日は節分だけど、火曜でバレエに連れて行くから先に夕飯を作っておかなければならない。帰ってきてすぐあっためて(温めて)食べられるもの、やっぱり温かいスープだよね~頭の中はすっかり身だくさんのコンソメ味のスープが出来上がっている。早速スープ作りをスタートさせていたらMがTVをつけたのかしら?TVのアナウンサーの声が聞こえてきた。「今日は節分で、ここ錦市場も朝早くから太巻がたくさん作られています。不景気ということで人通りはいつもより少ないようですが、こんなご時世だからこそ、太巻を食べて願いを叶えようというお客さんもおいでになっているようです。」できたての太ーい巻きずしがど~~んと画面を覆っていました。そうやんか、節分といったら太巻、なんで思いつかなかったんやろう~~家の中の材料で作れるかな~~かんぴょう 胡瓜 玉子 干し椎茸 人参 まぁいいか出来るかも?ということですでにスープは火にかけられているけれど、玉子を焼いたり人参を長細く切って炊いたり・・・して、あとは帰ってからすし飯を作るだけ、という下準備でバレエに出かけ7時に帰宅しました。 Kに胡瓜を切ってもらって、Mにテーブル片づけてもらって(彼女テーブルで勉強しているのだから)さぁ~みんなで半分の太巻を作って食べようと海苔を探してきたら・・・なんか色悪いぞ!え!ちょっと待って 海苔古すぎです!!「長男Aーくーん ごめーん 大きい海苔買ってきてーー!!」と長男を買いに走ってもらった。ここは近所にスーパーが2件もあるからとっても便利。ちょっと時間をかけて帰ってきた彼は「おおきい(全形)海苔なかったから、半分のを買ってきた。」「いくつ?」「3袋」「OK ありがとう、じゃぁ 食べよう~」珍しく今日はToさん、Hちゃんを除くみんながこの時間にそろっている。今日はそれぞれに自分で太巻を作って食べるから、いっぺんに4本も5本も腕が伸びてきてテーブルが埋もれてしまいそう。にぎやかにワイワイ食べ始めて「ちょっと待った今年の恵方でどっち?」M「それがなぁ、ニュースで何度も『恵方を向いて、太巻をだまって食べる』て言わはるけど、どの方角が恵方か言わはらへんの。」私「それに黙って食べなあかんかったんと違う?」これで我が家の願いは没に・・・ところで誰か願いごとなるものしていたのかしら???
2009.02.03
もうすぐWは学校から泊まりがけで雪遊びに行きます。 で、寝るときはジャージーがいるというので、久しぶりに買い物に出ました。(もっとも近所ですが・・・)ところが行ってみたらちょうどWのサイズのものが全然ありません!「あ、ひょっとして小学校のみんなも普通ジャージー持っていないから、ここに買いに来たのかな・・・ 出遅れちゃったなぁ。仕方ない、Wが帰宅したらビブレまで見に行くか!!買い物に出られる日は今日しかないから・・・」と数日前から五女Aに頼まれていた自由帳や文房具を買っていると携帯にメールが・・・ 長女のHです。「今どこ? 京舞のおけいこあるのに、着物、家に忘れてきちゃった。45分ごろ小学校前のバス停まで持ってきてもらえる?」さぁ 間に合うでしょうか一旦家まで帰ってカバンを持ってまたバス停まで・・・しばらく待っているとHがバスから降りてきました。お昼休みを利用して帰ってきたのですが、ほんの少しでも職場に早く帰りたかったのですねカバンを受け取って、またすぐタクシーに乗って職場へ、と思ったら「あら、さっちゃんやんか、Hちゃんも 今頃どうしたん?」と今度は大ママちゃんです。大ママちゃんは本屋さんに行くとかで、Hを見送った後、一緒に本屋に行ってしまいました。日常の買い物をして、またWとビブレに行って・・・ 今日はお店ばっかり・・・
2009.02.02
昨夜のことでした。Sが「あぁ、あの~ 明日僕、頭坊主にすることになったし・・・」「え? 坊主?まさか演劇の役柄のためにか? へ~そこまでするんか~~」「そう、やっぱりその方が現実感がでていいみたいやわ。戦争中の兵士やから」 今日は朝から、教会、勉強会、聖歌隊の新年会、そしておやじの会の練習と外で一日を過ごして夕刻6時半ごろ帰宅して、みんなでワイワイ夕飯を取っていたらちゃり~~ん「ただいま!」と劇団からSが帰宅To「あ!」 みんな「Sの頭が~~ 」 「きゃぁ 坊主に~~」 「なんて太い眉毛なの~」 「ちょっと触らして~~」「結構スポーツできる青年に見えるやん」 ・・・五女A「あぁ~~ん そんな頭のS君見たくない あぁ~~ そんなんSじゃないし・・・」そう半泣きになりながら部屋から出て行った。一同 しばらくしてこたつの部屋にいるAに声をかけたら「あんな髪型Sくんには似合わへんし・・・」とまだぷりぷりしていた。彼女なりにSにはこうあってほしい、そんな思いがあるんですね
2009.02.01
月曜日、クァルテット(モーツアルト K464 初練習)の練習をしている間、となりの部屋からは何か厚紙をギコギコ切っているような音がしていた。何週間か前から白い大きなボードがこたつの部屋には無造作に置かれていて、「一体これ誰のん、」と私が口にする。もちろん、口では質問しているけれど、それをおいた張本人が誰かは分かっているし(そんなもの使う人、今は一人しかいないから・・・)こんなところにおいていたら汚されたり折れ曲がったりして泣くのはあなたよ!という警告の意味合いが強い。だから、おぉ 三女のKちゃん、何か作りだしたなぁ とモーツアルトのセカンドを弾きながら思った。練習を終えてこたつの部屋をのぞいてみると、何か円筒形のものを斜めに切ったようなものに三角の窓がみかんの横断面のように並べてあるものが作られていた。そのうちToさんが入ってきて「K、課題に行き詰って今にも泣きそうや」一呼吸するとまさしく困り果てた顔のKが入ってきて「おとうさん!お父さんがさっき言ってくれてた分、ちょっと描いてみてよ。もう何したらいいかわからへん ティッシュ、ティッシュは??」とこぼれおちる涙を押さえながらうろうろ・・・床に入って寝る気満々だったToさんは、布団にもぐりこみながら鉛筆と紙をとってシャッシャカシャッシャカと描き始める。Kは置いてあって自分の作品をとってぐちゃぐちゃに潰してしまった。「どうしたん?」「カフェの課題 みんな(姉や兄たち)に意見訊いたらぼろくそに言われて。だって私そんなにカフェに行ったことないし・・・私は外側やったら、手が勝手に動いてくれるねん、彫刻したり粘土したり・・・ 。 でも中身はわからへんし~~」「「今からみんなでお金出し合ってカフェでも開こうというのやったら、みんなの意見が大事やけど、今はKの学校課題やろ なんてみんなの意見を主にする必要があるの?」「だって、家族がいいと思わんもの、先生がいいって言うはずないし・・・」「先生はKたち生徒に考えてもらいたい、調べてもらいたい、体験してもらいたいことを課題にしてはるはず・・・。何が課題なのかそのことをもう一回思い出して、自分で考え・・・ 自分で良いと思える、またはこれしかできない、でもいいから 自分の中で作り出しなさい。自分の中から出てくるもの、それでいいの!!」そんな話をしているうちにToさんはせっせと自分の頭に浮かぶものを紙の上に再現して、ちゃんと三面(平面、側面、正面)の図を完成させていた。不思議なことに、課題をもった人間はああでもないこうでもないと考えあぐねて、分けが分からなくなる。意見を聴かれたものは、それこそその場の思いつきで好きなことが言える。全く素人だからこその意見を・・・。そして課題を持っていない人間は、自分の日常にはめったに転がり込んでこないこんな新鮮な作業に嬉々として取り組んでしまうのです。厳しいねえ Kちゃん一般に相当きつい場面で私の目から見ても危なっかしいと思えるような時でも、かなりの自信でやりとおしていくタイプのKの涙は印象的だった。この先もっともっときつくなるという噂のあるKの分野 どうなっていくのかな・・・?
2009.01.22
あぁ いよいよ明日から小学校だって!さてうちの小学生たちは明日学校に行けるのかしら・・・宿題やった?A「やった」Aの明日の持ち物にコマって書いてあるけど・・・A「あ、しまった コマ回しの練習するの忘れてた!」そんな宿題あったの~~?それからが大変。まずコマがない。「ねぇねぇ Aちゃんのこましらん?」とみんなに聞いても分からないし、ありそうなところを探しても出てこない。これはバレエに出かけているWに頼るしかない。帰ってきた彼女に聞くと「あぁ この辺にあったと思う」と言い終わる前にすでに手に持っていた。やっぱり常に一緒にいる人の情報量はすごい。今度はコマのひも巻きが難しい。だれかコマ回し上手な人、教えてあげて・・・S「懐かしいなぁ そういえば小学校の時むきになって練習してたなぁ」と熱心にやりだすし兄「お、コマか~ ちょっとやらして・・・ え~と・・・」W「私もやってみたい!! ほ~~ら 上手に回るやろ Wも去年練習したんやもん」ということでちっともAの順番は回ってこない ようやく順番は回ってきたけれど、コマ回しはとっても難しい・・・ 30分ではやはり無理か!! そうそう、この冬のWの宿題は算数が面白かった「お母さん、この問題意味わからへん。 なんなん?」どれどれ・・・問題4の数字を4回使います。× ÷ + -を何回使ってもいいので答えがそれぞれ、1,2,3,4になる式を作りましょう 4 4 4 4 = 1 4 4 4 4 = 2 4 4 4 4 = 3 4 4 4 4 = 4へぇ これ面白そう ~~ 答えが1になる式と2になる式はWもすぐ解けたんだけれど3と4はなかなか答えが出てこない私も真剣になって考えて・・・ あぁ なるほど解けたかも・・・ でも翌日には答えを忘れちゃっていて・・・ もう一回考え直し・・・Toさんや兄やMにも問題をみせて問題を解いてもらったら、それぞれ真剣になる面白さがこの問題にはあった。Wは何日も何日も抱えたままでしたが、最終的にはみんな解くことができたんだけれど、最速の人は大学1年のKでした「何々、ふむふむ」と言っているまに解き終わっていました。さすが・・・ 伊達に大学生じゃないのね!!
2009.01.06