ハンドメイドな日々 ～ルアービルダーへの道～

カバー用クランクとして開発したMASAKARI。

確かに色々と試してみて、障害物に対する回避能力は高いと感じているんですが

あんまり、自分のよく行くフィールドのうちのひとつである

印旛沼では使用してないんですね。

その理由が「倒れた葦」。

クランクを使うときの重要なポイントとして

トレースラインがあります。

このラインをトレースして、このポイントでガバっとバスがアタックしてくれれば・・・。

なんて想像しながら、クランクを引くんですが

そのトレースラインのライン上に、浮いている倒れた葦なんかがあると、

どうしても上手く回避できないんです。

回避できないのは、ラインアイとリップとの間に葦が挟まってしまい、

無理に引っ張ると葦にフックが引っかかったりして

テンポよく探れないんですね。

まぁ、これはMASAKARIに限ったことではなく

通常、どのクランクでも同じことだと思います。

で、昨年、印旛沼トーナメントに参加しているガス屋さんに

試作品のMASAKARIダウンサイズ版をお渡ししたところ

さっそく試し投げして泳ぎをチェック。

そのチェックの最中に、やはり倒れた葦を上手くかわせるか

チェックしてました。

あぁ～。やっぱり考えることは同じなんだなぁ～と思ってたんですが

ふと、さっき思いついて

ちょこっとリップに細工してみました。

こんな感じです。

ラインアイとリップの間に三角のガードをつけてみました。

これなら、アイとリップの間に葦が挟まることも

軽減されるのでは？という算段です。

そういえば、エバグリにクレイジークレイドルっていうクランクがあって

このクランクもこんな感じのガードみたいなのが付いてたっけ。

効果はこれからなので「？？？」なとこですが

仮に上手くいったとしても、

少なくともリップの厚さが、そこそこ無いと強度的な問題もあるだろうし

泳ぎにも影響しそうな気もするので

現行のMASAKARIには採用しない方針。

あくまで自分の工作意欲を満たすための一品って感じかな？