カテゴリ:日記
今日は伊藤さんが講演会に出向いており、午後不在でした。
戻ってから、興奮のご様子。何事かと聞いてみたところ 主催者側(担当者)の気配りの良さに舌を巻いたとのことでした。 また、催しそのものの充実にもまた驚嘆したようでした。 そうこう話している内に、追いかけるように「今日は講演ありがとうございました」のFAXが入ってきて、「先にやられたぁぁ」といたく悔しがっていた伊藤さんです。 丁度、入力作業に打ち込んでいたイトメグ。 頭の片隅で浮かんだ言葉を今日の題名にしました。 ずばり、「有能さは習得できる」です。 かのP・F・ドラッカーの言葉です。 ****************************************************** 有能性は習慣でもなく、慣行でもなく、「態度」。 しかも、この態度は後天的に身につけることができる。 ****************************************************** ずばり、「資質」ではない、ということですね。 意識的な「態度」が、習慣を作り、ビシッとした型として身に付いていくということでしょうか。たぶん、そうした「型」の身に付いた担当者の方の心配りに、伊藤さんは心打たれたのでしょう。 そしてまたイトメグ思う。 教育により身に付いた態度であれ、理想に近づくために自己研鑽の上実行する態度であれ、 それが受け入れられ、活かされる職場があってまたそれが更に輝くものなり。 ドラッカーはこの言葉に続けて、「経営者のあるべき態度」について 述べていました。 (以下、たぶんこんあニュアンスだった。違ってたら訂正添削求む。) ********************************************************************************* 自分の持ち分の仕事だけでなくて、仲間の仕事についても知識を持たない限り (若干であったとしても)、他人の行動の仕方や、そうする理由を理解することはできない。 しかも、そうした知識について、「いざとなれば自分には理解できる」のだから、 ”今、それを知る入手する必要はない”という傲慢さと無知は許されない。 自分の本来の業務についての研究だけで自己満足することを許される経営者などは 存在しない。 かといって、すべての人間が、あらゆる仕事についてのエキスパートにはなれない。 万能選手は少なく、1つの仕事ですら、十分に成し遂げられる人もまた少ないからである。 しかし経営者たるものは、なんでも手を出してやる必要はないが、自らのところにある 「道具箱」の中に何がはいっているかくらいは心得ていなければ、 マネジメント担当者として落第であるとする。 「有能さ」とは、自分以外の人間の中に強みを発見し、その強みの上に仕事を築き上げて いくことでもあるとする。 自分以外の人間を有能にするのが、経営者としての自分の仕事でもあると自分に言い聞かせ、 「自分のできないことは何か」とか「彼のできないことは何か」ではなくて、 「自分にできることは何か」「彼のできることは何か」というように問題を突きつけていく 態度をとることである。 ********************************************************************************** 「態度」を選択することによって、「有能さ」を手にすることができる。 これはとても勇気の出る言葉です、ね。 その条件は、経営者も、また働く一個人も、平等なのでしょう。 唯一の違いは、経営者はそうした「有能さ」を手にするための態度を選んだ社員に その活躍の場を、職場の中で創ってあげることができる、ということでしょうか。 そのことに喜びを見出せることもまた、経営者の条件なのかもしれません。 それにしても、マメなマメ子になりたいと昨日ブログに書いたイトメグですが、 やはり人並以上の努力があってこそ、身に付く「型」らしいと、 伊藤さんの感想を片耳で聞きながら、 しゅるしゅる~~~っと力が抜けたのでありました。 まる。 久しぶりに、ドラッカーを読み返したくなったイトメグです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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先生からのメール。
そして編集長のブログ。 朝から感激で泣いてしまいましたよ。 心から感謝です。 本当にありがとうございます。 私は、伊藤先生。イトメグさん。なべっちさん。 皆様から多くの事を学び、それを実行したのですよ。 今後とも宜しくお願い致しますね。 (Nov 8, 2007 10:25:36 AM)
>ハッピーさん
昨日はお世話になりました。ギリギリのレジュメ提出、ごめんなさいデス。。。 「ありがとう飴」が資料に付いていたとか。 やりますな(>_<)いや、やられたーー**かな・・・。 久々になめた「ありがとう飴」は、やっぱりおいしかったです★★ (Nov 8, 2007 11:33:47 AM)
自分に何ができるか・・・この認識は大事なことですね。
当社に来た4年前はできることを言う人よりできないことをいう人のほうが多かったんぁ・・・ できないかも・・・で「やります」といった後もちっとも手をつけない。 もし早く手をつけることが有能なら それは小学生でもなれます。 よーい どん! といったらすぐ走らなくちゃ・・・ こんなことを言い続けてきた当社も(まだ言っていますが)社員の発表の場をあらゆるところに仕掛けて 雰囲気が大きく変わってきています QCの大会の記事を書きました。 有能さは習得できる・・・実感です。 (Nov 9, 2007 01:09:38 PM)
sennjyou3033さん
こんばんわ! >こんなことを言い続けてきた当社も(まだ言っていますが)社員の発表の場をあらゆるところに仕掛けて 雰囲気が大きく変わってきています 社員の方の“ハレの場"がある、ということも活性化の大きな鍵かもしれませんね。「自分の仕事はどうせ誰にも注目されない」と感じれば、潜在的に持っていたはずの活力も、徐々に失われていく気がします。 >QCの大会の記事を書きました。 >有能さは習得できる・・・実感です。 ----- 根気強く活動を推進されてこられたのだろうと想像します。継続は力なり・・・って真実だろうと思うのです。 言葉は悪いかもしれませんが、「バカの信念岩をも通す」って、なんか私の好きな言葉です。 仕掛ける方は大変だと思いますが、ぜひその見返り(士気の高まり)も大きいと希望を持って活動していきたいものですね。 (Nov 9, 2007 04:52:16 PM) |
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