アイルランドの田舎町リナーンで暮らす、母娘二人の確執と悲劇。
大竹しのぶ、白石加代子の親子の喧嘩、田舎町でのうんざりするような毎日、つかの間の夢と絶望、孤独、差別などが入り乱れ、結末に向かいます。
娘が見た夢と、その結末が切なくて苦しい。
大竹しのぶ、白石加代子の演技が圧巻。
少し違うかもしれませんが、「欲望という名の電車」や「ミザリー」などをちょっと連想しました。
舞台となっている「アイルランドの田舎」は、ふつうの日本人には想像もつかない場所です。
蛇足ではありますが、若者役の予定されていた黒田くんが降板。
やっぱ、レイは20歳の設定なので出番は少なくても、長塚さんでは苦しかったかな、演技は良かったけど。
・・・黒田くんで観たかった。
ホームページから引用:
<出演者変更のお知らせ>
当公演にレイ・ドゥーリー役で出演を予定しておりました黒田勇樹は、体調不良の為降板いたします。
代わりに、演出の長塚圭史がレイ・ドゥーリー役で出演いたします。
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これが今年最後の観劇となりました。
3連休で『死ぬまでの短い時間』『わが闇』『ビューティ・クイーン・オブ・リナーン』・・・。
くっ、暗い・・・。
2008年の観劇は「エキストラ」「夢のひと」・・・で、はじまります。
演出:長塚圭史/作:マーティン・マクドナー
出演:大竹しのぶ 白石加代子 田中哲司 長塚圭史
PARCO公式:
http://www.parco-play.com/web/page/information/beauty/
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