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あの狂気の画家ゴッホの生涯。
![]() 絵のことを際限なく話し続ける、 まさに常に絵のことしか考えられなかったゴッホに、 常に芝居のことだけを考えているような市村正親さん 姿が、そのまま重なり合って見える、渾身の演技です。 市村さんによる自画像: ![]() 飾りのない兄弟愛を感じさせる弟テオ役の今井朋彦さん、 悪態をつきながらもゴッホを愛する娼婦シィヌの荻野目慶子さん、 終盤の重要な語り部である中嶋しゅうさん (責任重大!プレッシャー!)、 俳優陣の、まっすぐで重い演技が見どころでした。 劇中映し出される、陽光に満ちた風景画も効果的で、 教会の白い四角い枠組みのセットの中で、 永遠に黙々と描き続けるゴッホの姿は、 そのまま絵画のような美しさを残す、 まさに印象的な「絵」のように目に焼きつきました。 ![]() ──────────────────────── 「炎の人」 東京公演 http://www.gingeki.jp/special/honoh.html ──────────────────────── 公演日・会場:6/12(金)~28(日)天王洲 銀河劇場 作: 三好十郎 演出: 栗山民也 出演: 市村正親/益岡徹/荻野目慶子/中嶋しゅう/ 大鷹明良/今井朋彦/銀粉蝶/他 ──────────────────────── ロビーも、ヒマワリが一杯。こういうタイアップなら楽しい。 市村さんが模写したゴッホも絵も。 ![]() ![]() ![]() ☆ ![]() ![]() ![]() ☆↑ランキングに参加してます。↑よろしければ1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.01 19:51:02
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