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にわか演劇ファンの私ですが、つかさんがもういないと思うと、超涙もろくもある私は最初っから泣きっぱなしでした。
パンフレットにあった「歴史をねじ伏せる演劇」という表現そのままに、開戦から原爆投下までの、様々な歴史と実在の人物が、不謹慎などという言葉は飛び越えて、見事に荒唐無稽に再構築されて猛スピードで駆け抜ける。 原爆投下も、ナチスドイツも、第二次世界大戦のすべてが、ただ2人の愛のために動いているかのように。 こんな物語は、つかさんにしか書くことができないのではないか。 それにしても、筧利夫、武田義晴、山本亨 らと若手勢の歴然としたパワーの差。 この差に全く気づくことのなかった「飛龍伝2010」に、遠く及ばない距離を感じる。 容貌からも黒木メイサを思わせる仲間リサは、まだまだ磨き足りない、出し切ってない。 まさかここで出会うとは思わなんだリア・ディゾンの声量の無さはさておき。 カーテンコールでは、無人の舞台中央に、スポットライトが当てられて、つかさんに拍手を。 終演後、パンフレットの追悼の言葉を読んで、また泣いた。 しかし、周囲の観客の反応は普通にみえたのが、とってもさびしかった。 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://hiroshima2010.com/ 脚本: つかこうへい 演出: 岡村俊一 監修: 杉田成道 出演: 筧利夫、仲間リサ、大口兼悟、馬場徹、武田義晴、 平沼紀久、黒川恭佑、浅香航大、リア・ディゾン、 トロイ、清家利一、松本有樹純、久保田創、藤榮史哉、 塚田知紀、荻野貴継、山本亨、山口紗弥加、ほか ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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