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テーマ:落語!&演芸!(1446)
カテゴリ:落語
やっととれましたよ!
立川志の輔師匠! in PARCO を何度落選したことか。 23区大雨警報発令の中、ほとんど人が歩いていない赤坂へ。 雨は小ぶりになって一安心。 シンプルな舞台上、生演奏の出囃子から堪能して、 早速、師匠が登場。 そうか、志の輔らくご は前座無しなのか。 良かったー!(失礼) 本公演の代金5000円と同額の格安航空チケット、 大雨警報、中国問題、検察の証拠隠ぺい事件などつい最近の 話題を盛り込んだ時事ネタの枕からスムーズに始まりました。 やっぱり枕から面白い。 一席目は、創作落語「バールのようなもの」。 ニュースでよく聴く「シャッターはバールのようなものでこじ開けられており…」の、「バールのようなもの」って何? 昔ながらのパッケージに、現代の題材を取り込んだ、新作落語。 この安定感と面白さはさすが。 (余談ですが、なんか途中で一瞬だけ、楽屋?のほうから集団の爆笑が聞こえてきたのは気のせい??) そして二席目は、森鴎外の「高瀬舟」。 島流しの罪人を護送する「高瀬舟」での話。 罪人と同心、船頭。 弟殺しの経緯を語る男の話を聞き、 自分の生き様にふと疑問を感じる同心。 落語ではなく、朗読でもない。 笑いの要素も一切なし。 静かに聴かせる「語りの妙」。 凄い。 そして仲入り後、再び枕では先日ACTシアターで 観た「情熱大陸」の話、今年のACTはやりたいと 思った落語をただシンプルにやろうと思った という話などを経て、三席目「徂徠豆腐」へ。 貧乏だった時代に助けてくれた豆腐屋に、 出世した後に恩返しをする学者の人情話。 その学者は「荻生徂徠」といって、 赤穂浪士四十七士の処分を提言したことで有名な人物。 wikiにある「徂徠豆腐」の説明では、 討ち入りの話と直接同時進行で、オチまで 忠臣蔵にちなんでいるようなのですが、 この日の話では、その七年前の出来事として、 切り離されていて、オチもまったく違ってます。 「忠臣蔵」の話は、あらすじ全部を別途 説明の形で話されておりました。 とにかく面白くて、ほろりとさせるいい話。 1時間弱の長丁場を十分堪能しました。 演目 一、バールのようなもの 一、高瀬舟 仲入り 一、徂徠(そらい)豆腐 公演時間 2時間30分(内仲入り20分) 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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