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2013/01/03(木)22:01

劇109「柳家さん生独演会『落語版 笑の大学』」2012.12.1(土)15時 三谷作品を見事に落語化。(映画よりもちろんイイ)

落語(13)

劇109「柳家さん生独演会『落語版 笑の大学』」2012.12.1(土)15時 三谷作品を見事に落語化。(映画よりもちろんイイ) 映画化もされた三谷幸喜舞台作品を見事に落語化。 一部のエピソードを省略して1時間30分、2人芝居は当然ながら1人で2役。 2人分のエネルギー、2人の掛け合いを1人で熱演! 私は舞台のDVD(および同じNHKテレビ放送)しか観ていませんが、 あらためて、笑って、泣いて、感動しました。 作家と検閲官、2人の奇妙でドライな友情、戦争がらみで泣けるところがイイ。 舞台の要素である、衣装、メイク、セット、大道具・小道具、効果音、音楽は一切そぎ落とされて、 落語の要素である話芸と上半身の身振り手振りの演技のみに集約され、 よりテーマに肉薄し中身の濃いものになっています。 (これに対して映画版は舞台にない要素のすべてを"追加"している) これは、原作戯曲の素晴らしさと、さん生さんの巧みさのたまものでしょう。 (そのほか、演出や音響などがどのようにかかわっているのか素人の私にはよくわかりませんが) これは、ぜひ今後も語り継いでほしい! もっと多くの人にも聞いてほしい! いつか「古典」になるほど、と思いました。 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m 2012/11/29(木) ~ 2012/12/02(日) 会場:しもきた空間リバティ ほか 出演:柳家さん生、三遊亭美るく(東京12/1昼) 原作:三谷幸喜 落語版オリジナル演出:門司 肇・柳家さん生(1999年 THEATER/TOPS) 舞台監督:杉村向陽(マルス エイ ソル) 音響:崎本正俊 演劇DVD 『笑の大学』レビュー  PARCO劇場'98年公演 作:三谷幸喜 出演:西村雅彦,近藤芳正 映画版 笑の大学監督:星護出演者:役所広司、 稲垣吾郎収録時間:121分レンタル開始日:2005-04-28 Story 実在の喜劇作家・菊谷栄をモデルに三谷幸喜が手掛けた舞台劇を役所広司と稲垣吾郎共演で映画化。戦争色の濃い昭和15年、庶民の娯楽が規制される中で劇団“笑の大学”の上演を望む座付作家・椿と検閲官・向坂は反発し合いながら次第に友情を築いていく。 (詳細はこちら)

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