|
劇28『ORANGE』本多劇場(D9)2013.6.7(日)13時 阪神淡路、震災の記憶は消えない。繰り返し上演することに意義がある。悲劇を笑いでカバーして観やすくする工夫がある。
劇団「ピープルパープル」の人気演目を「アミューズ」との提携による上演で、 メインの役の多くは外部の俳優、脇を同劇団キャスで固める布陣。 以前、劇団公演を観て大泣きし、 地方(確か青森)から上京した「飛び道具的」女性隊員を演じたりんごさん (当時の本作の役名を芸名にされた)の破壊力に圧倒されました。 今回、その役は上地さんが演じることで沖縄出身に変更。 相変わらずの破壊力ですが、これがあるから他のシリアスなシーンも 受け入れられる、バランスが保てる重要な役割があります。 これがなかったら「重すぎてしまう」。 やはり何といっても、直接隊員たちから取材した事実に基づく 「阪神淡路大震災」の再現シーンが印象的です。 ニュースでみる数値や風景ではわからない、「どうしようもない現実」が 人間が目の前で演じるという「演劇」ならではの、迫力、訴求力で 訴えかけられる。 今後、もっと繰り返し上演すべき演目と思います。 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m 「AMUSE×PEOPLE PURPLE ORANGE 東京公演」 期間 2013/03/28(木) ~ 2013/04/07(日)【休演日】4/1(月) 会場 本多劇場 出演 音尾琢真、阿部力、川岡大次郎 脚本 演出 宇田学 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.27 12:04:06
コメント(0) | コメントを書く
[演劇(観劇レビュー・劇場看板・CD・DVD)] カテゴリの最新記事
|
|