劇95『ショーシャンクの空に』サンシャイン劇場(最前3-12)2013年11月10日(日)14時千秋楽 人気作品、初の舞台化!益岡徹さん、高橋由美子さん、粟根まことさん、良かった。河原雅彦さんさすがの手腕。
この日は厄日か!最前列が災いしてか、劇場について
着席したとたんに、となりのリピーター女子2人の会話が…
「やっぱり最後の~~~~~がよかったね!」だと!
ガーン!
まだ、観てないのに!
これから観るのにラストシーンネタバレ!
もう観る気なくしそうなところを、何とか立ち直って観ました。
ほんと帰ろうかと思った。
それからの休憩時間(しかもこんな時に限って2回休憩がある3幕!)
は、必死で耳をふさいでましたよ。
肝心の作品は、益岡徹さんが実に良かった!(映画だとモーガン・フリーマンの役)
ピンナップガール3人が狂言回しで出てくるアイディアもいい。
中でもやっぱり、高橋由美子さんの安定感はさすが実力派。
とってもかわいらしい。
そして刑務所長が、劇団☆新感線の粟根まことさん。
映画とは違い、そんなに極悪ではなかったのが良かった。
全編通じて、ほとんどが刑務所内。他には、
出所後に住んだ部屋、仕事場、ぐらいで、ずっと閉塞感が
募る中で、突き抜ける開放感のあるシーンが実に効果的。
ただそのシーンでは、背景が書き割りで、その「波」の絵が
月並みでちょっと幻滅。
そのまま何も書かない、ただ真っ青なままのほうが良かった。
それ以外は素晴らしかった。
さすが、良い意味でなんでもこなして、うまくまとめる
河原雅彦さんの仕事だけある。





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2013/11/02(土) ~ 2013/11/10(日)
会場 サンシャイン劇場
出演 成河、益岡徹、粟根まこと(劇団☆新感線)、畑中智行(キャラメルボックス)、筒井俊作(キャラメルボックス)、大家仁志(青年座)、今奈良孝行、山崎彬(悪い芝居)、高橋由美子、宇野まり絵、新良エツ子、ほか
脚本 喜安浩平
演出 河原雅彦