ドラマDVD『横溝正史シリーズⅡ　八つ墓村　上巻』1978年　古谷一行・金田一による横溝正史シリーズⅡ。親しみやすい古谷一行の金田一、とぼけたユーモラスな長門勇が演じる本庁の日和警部の名コンビ。エンディングテーマは、茶木みやこ。

2021.07.21

ドラマDVD『横溝正史シリーズⅡ　八つ墓村　上巻』1978年　古谷一行・金田一による横溝正史シリーズⅡ。親しみやすい古谷一行の金田一、とぼけたユーモラスな長門勇が演じる本庁の日和警部の名コンビ。エンディングテーマは、茶木みやこ。

ドラマDVD
『横溝正史シリーズⅡ 八つ墓村上巻』
1978年
古谷一行・金田一による横溝正史シリーズⅡ
親しみやすい古谷一行の金田一、とぼけたユーモラスな長門勇が演じる本庁の日和警部のコンビがイイ味出してます。
エンディングテーマも、前シリーズから茶木みやこが続投。
暗すぎずミステリアスでもテンポいい歌です。

第１話
ラジオの尋ね人に自分の名が出たことで青年辰弥は、その放送を依頼した法律事務所のもとを訪ねる。
そこで探し主である祖父を名乗る井川丑松に会うが、丑松は目の前で吐血して死亡。
その後、辰弥の大伯母から依頼を受けた森美也子が辰弥を迎えに現れる。
そして、辰弥は美也子とともに、八つ墓村へと向かう。

若き未亡人役の鰐淵晴子の日本人離れした容貌が美しい。
物語の導入、諏訪弁護士として内田朝雄が出演、安定した安心の演技が見れます。
「たたりじゃ～」の濃茶の尼は、仕事人・主水の妻りつを演じた白木万理！ぜんぜんわからなかった。
あ、ナレーションの鈴木瑞穂も、欠かせない重要な役目。

第２話
語られる八つ墓明神の祟り、大正１２年の夏の夜の三十二人殺し。
辰弥が病床の兄久弥と面会すると目の前で絶命。
不審に思った金田一は、遺体を解剖すべく日和警部に連絡する。
その久弥の初七日の法要の席で、第３の殺人が発生する。

ついに、多治見要蔵を演じる中村敦夫による三十二人殺しのシーンが登場。
金田一が泊まることになる村のよろず屋主に、「まんが日本昔ばなし」の常田富士男。
そのよろず屋の娘役、津山登志子が、利発で陽気で、金田一のいい助手役になっていて、いいムードメーカーです。
そして、金田一の旧知の日和警部、長門勇が登場！
金田一とも、駐在さん役の江幡高志ともいいコンビ。