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テーマ:DVD映画鑑賞(13574)
カテゴリ:日本映画DVD
映画『人間の証明』1977年
「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね。」 「読んでから見るか、見てから読むか」 角川映画時代、怒涛の到来! 劇場で「立ち見で観た最後の映画」! 西條八十の詩と、それを使ったテレビCM、広告コピーなど、日本映画のプロデュース、 広告展開のあり方を変えた、革命的な『角川映画』。 私にとっては、劇場で「立ち見で観た最後の映画」。 ジョー山中が歌うテーマソング「ママー、ドゥユーリメンバー・・・」が懐かしい。 その西條八十の詩、麦わら帽子、ストウハ、キスミーなどキーワードが色々あって面白く観れます。 映画冒頭、ニューヨークのシーンで、角川映画と言えば大野雄二の音楽! 華やかなファッションショーは山本寛斎! オープニングからワクワクする滑り出しは、映画を観る楽しさを与えてくれる。 松田優作の主演、70年代日本映画の空気。 カーチェイスまである本格的なニューヨークロケに、パニック映画スター!ジョージ・ケネディ、往年のファンには、超人気テレビドラマ「コンバット!」のリック・ジェイソンの出演もうれしい。 戦争の傷跡、人種と年代を越えた親子の絆。 夏の草原の親子、未明の霧積の断崖に落ちる麦わら帽子、風景の美しさ。 また、観直して、泣けた、感動した。 でも・・・今見ると、偶然が大渋滞! 【ネタバレあり】につづく ↓↓↓↓↓ 【ネタバレあり】 母と子が、それどれ殺人を起こしてしまうのもすごい偶然なのに、しかもそれが同じ夜! その母が、昔、棟居の父が助けようとした女で、襲った米兵が今回の事件のニューヨーク側の担当刑事、と偶然の嵐にもほどがある脚本はちょっといただけませんが。 原作ではそこまで書かれていないと思われます。(原作未読ですみません。) 監督:佐藤純彌 出演者:岡田茉莉子、 松田優作、 ハナ肇、 ジョージ・ケネディ、 ジョー山中、 岩城滉一、 三船敏郎、 鶴田浩二 収録時間:132分 レンタル開始日:2004-09-24 Story 『犬神家の一族』に次ぐ、角川映画第2弾。東京の一角で発見された黒人青年の死体。轢き逃げ事故を起こした青年…。これらを捜査する刑事と容疑者、彼らの親の軌跡が戦後30年の時を超えて複雑に絡んでいく。ジョー山中が歌った主題歌が大ヒットした。 (詳細はこちら) 角川映画特集あり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.02 00:00:07
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