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カテゴリ:公開映画レビュー
映画『メタモルフォーゼの縁側』
BLがきっかけで出会った年の差が離れたちょっとした友達関係を描く 茉奈ちゃんの「かしこ過ぎない」等身大の高校生役が新鮮 2022.6.19.シネクイント 「BL」がきっかけで出会った、大きく年の差のある友達。 べたべたもせず、互いに深く介入もせず、程よい距離感の二人。 普通の日常に起きた貴重な出会い、ちょっと温かいことを、さらりと描く。 描かれているのは、世間からしたら大事件でも、大問題でもないことだけれど、登場人物たちにとってはちょっと特別で大事なこと。 でも、泣き叫んだりしない(大声では)。 そんな、さじ加減がイイ映画でした。 主演の二人もイイ感じで、二人が痛うエンディングの歌もいい。 愛菜ちゃんて、こんなに歌が上手かったのか。凄い、 それにしても、個人的には、「頭が良くてハイレベルな高校生」のイメージが強すぎる茉奈ちゃんが、デイバック背負って制服で走り回る、感極まって泣いてしまう、そんな姿がとっても新鮮に感じました。 (でもぜったいBLは読んだことないよなとは思っていたら、やっぱり読んだことなかったとのこと) もっともっと、普通の高校生の役で観たい!と思いました。 劇中、主人公の女子高生がBL好きで描いた漫画が「下手すぎるだろ」(コミケレベルじゃないだろ)と思ったのですが、劇中茉奈ちゃんのナレーションで流れるその漫画を見たら、純粋でイイと感激してしまった。(「うまくない」というところがキモだ!) パンフレットを読んだら、なんと漫画原作者による描きおろしで、監督から「もっと下手に」との要望で苦労したそう。 なるほど、と納得した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.27 00:10:08
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