仙台の「ほでなす」ベンチャー

2003/07/25(金)10:03

26発目 なんとなく・・・

今日も、「飛び込み」営業をこなす日。なんとなく、昔もこんなことしてたな、という思いがわいてくる。とにかく、「質より量」数をこなすことが大事だ。「営業はアクティビティーだ。数だ」と叫んでいたな。保険会社でもそうだったが、ジョウイントベンチャーの拠点立ち上げのときが一番それを感じた。とにかく「商品の中身」も良く解らない。「市場規模」も良く解らない。正直に告白するが「誰に」売ったらいいかホントニわからなかった。扱う商品が「ニッチ」カタログもちゃんとしたのがなく、「これは何にどう使うんでしょう」と「お客」に教えてもらう商品」もあった。俺はこれを如何すベーと考えたとき、「とにかく市場を回ろう。ここの市場でどんなものが売れるのかは解らんから、どの企業が何処の工場で何を作っているかどんな仕事をしているのかをまず知ろう。それが解ればチャンスはあるベー」と「お気楽」をかますしかなかった。幸い、「明日はいわき」「きょうは青森」という、ランチェスター弱者の地域戦略的のにはむちゃくちゃな状態で、「半年」「回れるだけ回る。合えるだけ合う」を続けた。初月の売上当然0。3ヶ月目ぐらいからちゃんとした売上が出だした。言い忘れたが、このべチャーの仕事は工場向けに、FA関連、原材料(電子部品関連)をカスタマイズして売るもの。法人営業、いまでこそ「提案営業」とか流行だけど。とにかく「お客」が抱える「問題」を解決または軽減することが、「売り」だった。初年度は資本金全部食いつぶしたけど、2年度単月黒字が半分。3年度累損いっそう。順調だったな、傍目には。俺的には半分体力勝負さ。そのときの社長が偉かった。「創業の灰神楽をもっと浴びろ」といい続けてくれた。そんな経験が今生きているか。体力はめちゃ落ちたけど。なんとなく昔話をしてしまった。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る