2006/07/16(日)09:33
アイビーダイワ IR_子会社ロドール・リソースの試掘井“ビッグ・マウス・バヨウ”での掘削が完了
平成18年7月15日
4,500 エーカーにおよぶビッグ・マウス・バヨウ構造
(Millrich Properties LLC #1 )の試掘が成功 。
掘削の結果、複数の地層において、豊富にガスを発見。
既存のインフラ設備により、早期のガス井開発が可能となる。
CR砂岩層からの生産開始は2007年第1四半期を予定し、当初の日量は
1,500‐2,000万立方フィート
ビッグ・マウス・バヨウ地区Millrich Properties LLC #1(1号井) の掘削が完了しました。
オペレーターであるペルテックス・オイル・カンパニー・エルエルシー(以下、ペルテックス)
がCR砂岩からの生産開始を2007年第1四半期に予定していることをご報告いたします。
掘削した井戸の深さは合計で19,490フィート(5,940メートル)に達しました。
掘削中、いくつかのオイルおよびガスを胚胎する砂岩層が発見されましたが、
これまでに採取された広範なデータを検討した結果、
オペレーターは深度約15,400フィート(4,693メートル)で発見された
CR砂岩と呼ばれるガス胚胎砂岩層からの生産を提案、共同事業者はこれを承認しました。
CR砂岩層は数百エーカーにわたって広がっており、埋蔵量を完全に採掘するには、
1本または複数の井戸の追加が必要であると予想されますが、
オペレーターは第三者の意見も検討した結果、
1号井からの日量ガス量は1,500~2,000万立方フィート
(424,800m3 - 566,300m3)であると予想しています。
生産が開始されれば、実際の流量、およびCR砂岩に含まれる全体の埋蔵量が明らかになります。
当初の対象地層から収集された情報によって、
4,500エーカー(18.21 平方キロメートル)に及ぶビッグ・マウス・バヨウ鉱区に
ガスが豊富に存在することは明らかになりました。
今後、掘削プログラムを検討し、この鉱区の探鉱をさらに進めます。
1号井掘削期間中に、Camerina層、およびMiogyp層の広大な砂岩層についての
諸データが詳細に記録されており、長期の開発プラン作成のために分析が続けられます。
井戸から収集された追加情報を今後数ヶ月にわたって検討し、
ビッグ・マウス・バヨウ鉱区の全体埋蔵量(現在明らかになっているCR砂岩の埋蔵量に、
その他のCR砂岩プロスペクト、およびCamerina層とMiogyp層よりも深い位置にある
プロスペクトに含まれる埋蔵量が加わる可能性もあります)を推定します。
ビッグ・マウス・バヨウ鉱区は、ルイジアナ州南部およびテキサス州にある、
オイルとガスのプロスペクト(構造)の一つであり、
当社は全額出資の子会社であるロドール・リソースを通じて採掘権を保有しています。
ビッグ・マウス・バヨウ鉱区においては40%の採掘権を保有しています。
8月に掘削開始を予定しているNorth West Kaplanプロスペクトでも
同様に40%の権益を保有しています。
より大規模で広範囲なEndeavorプロジェクト・エリアも2006年後半に掘削され、
ここでもロドール社を通じ40%の権益を保有しています。
前述の3プロスペクトに加えて、
ペルテックスと共同で開発するオイルとガス探鉱鉱区の残りのポートフォリオに対しては、
ロドール社は75%の採掘権を保有しています。
一方、Golden Gate Petroleum LtdとPantheon Resources plcと共同で探鉱する
南テキサスのPadre諸島にあるオイルとガスのプロスペクトがあり、
オイルとガスが豊富な地域であることがその知己の過去の実績により証明されています。
Padre諸島の最も期待される3プロスペクト、Plum Deep、Manzano、Murdock South
(それぞれの潜在的埋蔵量は1,000億立方フィート(28.3億立方メートル)を
超えています)の掘削は2006年の下半期に開始される予定です。
このようなロドール社を通じた探鉱資産の権益に加えて、
当社は、完全子会社であるダーシー・エナジー(ダーシー社)を通じて、
メキシコ湾沖合いにある2ヶ所のオイルおよびガス生産鉱区の採掘権も保有しています。
ダーシー社は、最近、メキシコ湾のグランド・アイルにある
2ヶ所の探鉱リース(100%)も取得、オペレーターとなりました。
当社グループの資産ポートフォリオは以上のように一層充実・多角化されております。