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カトリックとプロテスタントの社会史
永田諒一 著 講談社現代新書 宗教改革と言って思い出す用語は、ルターやカルヴァン、免罪符に、95カ条の論題あたりか。。。 中身についていえば、「カトリック教会組織が腐敗して、ルターらが「聖書に帰れ」というような言葉をお題目にして、教会組織に対峙するとともに、キリスト教信仰を民衆化した?」みたいな低いレベルの認識なのだが、本書では、そういう歴史の流れの中で、社会の大多数を構成する民衆たちの一部はなぜプロテスタントを支持し、かつ彼らのの実際の生活がどのように変化したのかといったことなどがビビッドに表現されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.14 19:48:09
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