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カテゴリ:美味しい本
塩野七生 著 新潮文庫 『コンスタンティノープルの陥落』、『レパントの海戦』とともに、オスマントルコとキリスト勢力の闘いを描いた三部作の一つ。 コンスタンティノープルの攻防戦やレパントの海戦と比較すると、ロードス島の陥落は世界史的にはマイナーな事件だと思う。 しかし、本書を読んでみると、この時代の背景として、ヨーロッパ諸国間の勢力争いや、この時すでに滅亡していたビザンチン帝国の主要構成民族だったギリシャ人のその後の状況などがよく分かりとても興味深い。 やっぱり塩野作品は面白いわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.06 10:35:40
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