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IT活用サポーターのりばしてぃ

IT活用サポーターのりばしてぃ

2005/04/17
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カテゴリ:IT活用のヒント

■ 迷惑メール

 電子メールをマーケッティングに利用すれば、安価で大量の情報発信ができそうな気がします。 しかし、考えるべきことは、前号でご紹介したとおり、受け取る側は、メールの洪水に手を焼いているのが現状だとすると、よく考える必要がありそうです。

 「迷惑メール」という言葉が、利用されてきていますが、この定義となると、様々な見解があるように思います。 狭い意味で考えると、特定商取引法などで定義されている手法を守っていないメールという意味で使われることもあります。

 究極に厳しく判断をすれば、受信者にとって、必要のないメールはすべて迷惑メールとして位置付けられても仕方がないものかもしれません。

 つまりは、受信者が迷惑だと感じたときには、マーケッティングは失敗しているだけではなく、自社の築いてきたブランドさえ破壊してしまう危険性もあります。


■ パーミッション

 電子メールでのマーケッティングは、方法を間違えると、前述のとおり、逆効果になる危険性がある中、「パーミッション・マーケティング」に注目が集まっています。

これまでのマーケティング手法には
  1.マス・マーケティング
  2.One to One マーケティング
  3.オプトイン・マーケティング(レコメンド・マーケティング)
などがあります。

 しかし、それぞれの手法を使っても満足のゆく効果が現れにくいというのが共通した問題点となっています。

 「パーミッション・マーケティング」が注目されるのは、利用者や顧客にとって一番心地よい手法をとること、つまり、顧客から支持される(企業にとって最も栄誉あること)からです。

 この手法の特徴を一言で表現すると、「顧客との有効な関係を保ったまま長く継続するマーケティング手法」ということになります。
 パーミッションとは「許容」「許諾」と翻訳される通り、顧客から許される範囲内でのセールスや顧客の望む情報を提案し、顧客とのコミュニケーションを取りながら、常に軌道修正し、顧客の満足を満たすことを第一の目的としています。


■ パーミッションを得るための方法

 パーミッションを得るために、「オプトイン」「オプトアウト」という考え方があります。 たとえば、企業の実施するプレゼント企画に、応募するときには、大抵の場合、電子メールによる情報提供を希望するかどうかの選択肢が付いています。 あらかじめ、メール配信の許可をえる「オプトイン」の手法です

 プレゼントを企画した企業側としては、情報提供を許可してくれるメールアドレスを集めたいという意図があるわけですから、その項目に最初からチェックをしておいて、受け取りたくない人はチェックをはずしてもらう方法を取りたくなります。
 
 もちろん、チェックをはずすという行為で、メールを受け取りたくないという意思表示ができるので、そのまま申込みをしたすべての人に、許可を貰ったように錯覚してしまいますが、実際の感情としては怪しいものです。

 このような方法を、「みなしオプトイン」と呼ぶことがあります。 この方法の問題点は、わざわざ、チェックをはずすという行為は、心理的にプレッシャーを感じるのではずさない人は多いように思われます。
 そして、しばらくするとその会社にパーミッションを与えたことを忘れてしまいます。 忘れてしまった頃に、メールが届くと許可していない迷惑メールが来たと思うわけです。

■ いつでも、配信停止

 メールを配信するたびに、どのようなパーミッションに基づいているかという理由の提示と、いつでも配信を停止することができる(オプトアウト)方法の提示は必要になります。

 また、1年に1度ぐらいは、送信許可を継続してくれるかどうかのメールを送信して、許可を取り直すという手法も必要かもしれません。 再度許可を貰うことによって、継続してくれた人とはより深いパーミッションを得たことになります。 この手法では、再度許可をするという行為をしてくれない人も多数発生してしまいますが、迷惑と思われないメールを発信しつづける意味では有効です。

■ あせらず、ゆっくり

 パーミッションを得ることと同時に、顧客情報の収集もしたくなりますが、親しくなる前に、根掘り葉掘り聞き出そうとすると、相手は心理的な圧迫を受けてしまいます。 コミュニケーションが出来てから、ゆっくり収集していきませんか?

 「コミュニケーションを取ること」が、もっとも重要なポイントであることから、顧客の満足を優先するためには、すばやく・ていねいな対応と、顧客のニーズを引き出すコミュニケーション能力を必要とします。 自分の売り込みたいサービス(商品も含む)をさりげなくお客様のニーズに変えれば、お客様は満足してそのサービスを利用されることでしょう。

■ まとめ 

□利点
・単なる通行人も顧客になる 
・顧客はより一層のお得意様になる
・顧客の満足度が高い
・満足した顧客は新しいお客様を紹介してくれる

□問題点
・顧客になるまで時間がかかる
・細かなフォローが必要
・効果が現れるまでにタイムラグがある

 みなさまも、パーミッション・マーケッティングに取り組んでみてはいかかでしょうか?







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Last updated  2005/04/17 05:06:59 PM
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