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テーマ:アニメあれこれ(27273)
カテゴリ:アニメ
今回取り上げる「EAT-MAN」は、98年に放送されたほうでなくて、通称「ラヴィオン編」と呼ばれる97年放送のシリーズ。原作とは異なるオリジナルのストーリーの全12話。(第2期の「EAT-MAN'98」は原作に忠実) 本作の特徴は、超ハードボイルド。アニメ版「子連れ狼」といってもいい(乳母車と大五郎は出ないが)。金属を食べて銃火気に変換して武器にできるボルト・クランクという謎の男が主人公。彼の肩書きは「冒険屋」で、依頼を受けて難事をこなすのが仕事である。一旦受けた仕事は、それが正義でなくとも必ず遂行するのがモットーで、政治家の暗殺を助けるはめになったり、国家反逆罪の軍人の死刑を実行したりする。 一見、非道な行為に思えるが、彼は相手の真意を悟り、その行動が二手も三手も先を読んだうえでの選択だったりするので、渋くてニクいストーリーを堪能することができる。まさに大人のアニメ。 低予算だったらしく、画にあまり動きが無いのが難点だが、毎回展開される奥の深いストーリーが、それを補って余りある。主演のボルトの声を担当した江原正士も、すばらしい演技だった。筋肉少女隊のオープニングテーマもGOOD。
テレビ東京深夜にて鑑賞 監督 真下耕一 江原正士(ボルト・クランク)/久川綾/雨蘭咲木子/水谷優子/上田敏也/家中宏 ブルーレイはこちら↓ EAT‐MAN PERFECT Blu-ray BOX お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/10/29 06:59:14 PM
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