新・酔いどれ和音♪( かずね)の世迷言

お腹もいっぱいになったところで、続いては地元のお土産センターに行った。
大船渡おさかなセンターっていうところです。それほどの大きな被害はなかったようですが、なんとか営業してるって感じ。
正直なところ私自身は、復興支援のために地元にお金を落とそうってよくテレビなんかで言っていたけど大した金額を使えるわけでもないし、イマイチぴんとこなかった。でも実際、地元に行ってみると少しでも手助けになるんならっていう気持ちがムクムクと起こり始めせっせとお買い物。自分が支払いしたお金が明日の地元の人たちの生活の糧になるって実感があるの不思議なもんですね。美味しそうな鮮魚とかたくさんあったけど時間が３０分足らずしかなかったのでじっくりお買い物ができなかったことが残念。

そして、次はニュースでもお馴染みになってしまった奇跡の一本松へ向かう。ちょっとした観光地化しててびっくりしてしまった。我々はすぐ側まで行くことはせずに遠景から望む感じで見ることに。私の撮った写真はピンボケなんですけど・・・これです。

現在は海水のために枯死状態。９月１２日には切り倒されてモニュメントとして復活するそうだ。
で、なんでこんなにこの一本松が復興のシンボルとして大切にされたかというと、ここは国立公園にも指定されている高田松原海岸。７万本もあった松の中でたった１本倒れずに残った松。昔はこんな感じだった・・・
ところが、これが大震災にあい、こんな風になってしまう・・・
ほぼ水没…写真ではどれだけの広さか実感がわかないと思うけど、とにかく広い。そりゃ７万本の松があったんだもの、とにかくひろ～い！・・・でも水没。何も残ってない・・・いや、１本だけ残った松。
このサイトでは動画も見れますhttp://www.revival-of-kesennuma.jp/rikuzentakada1.htm　・・・でもいくら写真や動画で説明しても実際見に行かないと実感わかないと思う。そのもどかしさが今の私の中にずっとある。