カテゴリ:映画エーが
久々に防府へ映画を見に行った。これといった出し物がない。「三丁目の夕日」でも見ようかと思ったが、結局ブラザーズ・グリムにした。以下、あらすじ。
ヴィルヘルム(ウィル)・グリムとヤーコプ(ジェイコブ)・グリム兄弟は、魔物退治をなりわいとしてヨーロッパを旅していたが、その正体はペテン師。大がかりな仕掛けを作って魔物退治を演出し、賞金を騙し取っていたのだ。 ある時、兄弟はフランス占領下にあるドイツの村でインチキ魔物退治をしたところ、芝居がばれて占領軍のフランス人将軍に逮捕されてしまう。将軍は兄弟に、連続少女失踪事件を解決すれば死刑を免ずることを約束した。最近、11人の少女が森でいなくなっていたのだ。 兄弟は猟師の娘アンジェリカに案内させて森の調査に向かう。そして、森の奥深くにそびえる怪しい塔を見つけた。入口のない古い塔で、頂上には部屋が見て取れる。彼らは何やらいわくありげなこの塔に登って調べようと、装備を調えるため村に戻って、その塔に伝わる女王の伝説を知る。 その伝説とは・・・かつてこの塔には美しい女王が住んでいた。結婚した直後に疫病が流行り、真っ先に王が倒れ、家臣達も次々に死んでいった。疫病から少しでも遠ざかろうと、彼女は塔に住むようになったのだ。 再び森の塔へ向かった兄弟は、インチキ魔物退治の道具を使って塔の調査を始めた。弟ジェイコブがロープを使って塔に登り、部屋の中にはいるとそこには老婆が寝台に横たわって死んでいた。女王の伝説は本当だったのだ。 その頃、森に不気味な異変が起こり始めていた。 兄弟の命がけの調査の結果、塔に住む女王は死んではいないことがわかった。彼女は、魔法の鏡の中では昔のままの美しい姿で生き続けていたのだ。そして、アンジェリカの父である猟師を魔法で手下にして娘をさらわせていた。月蝕の夜、12人の娘の血を飲めば魔法の力で生き返り、若返ることができる。 12人目の娘がさらわれた。兄弟は力を合わせてその娘を救い出し、村に連れ帰ったが、かわりにアンジェリカがさらわれてしまった。魔法に支配された猟師は自分の娘をも生け贄にしようとしている。 兄弟は、女王の魔法と戦い、これを打ち破る。アンジェリカ始め12人の娘は兄弟がキスすると皆生き返った。魔女は永遠に死に、皆幸せに暮らしましたとさ、という他愛もない話。今のグリム童話は、弟ジェイコブが普段から書きためた伝承を整理したものという設定だ。 なんだか子供だまし。CGを多用し、制作者だけが楽しんでいると思う。 ヘレン曰く、「なんだかね。今一つね。」 私「英語のリスニングには良いんじゃないの、簡単な単語ばっかりだし。」 ヘレン「なら良いけど・・・」 満足度は星二つ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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