カテゴリ:今日のトリビア
市民英語講座の今日の話題は当然ハロウィンだろう。それともRED SOX優勝か。そう山を張って出陣。
時間前に来ているのは水道局のオネエチャン、事業家の若旦那と会計事務所のオネエチャン、それに私。定刻にレッスンを初めたところで残りの受講生たちが遅れてやって来た。皆仕事帰りなので、なかなか時間どおりにはこられないようだ。 「先回のレッスンからの一週間、どうしていましたか。」とヨセフ。それぞれあれこれ近況を話す。そのうちに、話題は予想どおりハロウィンへ。 ひとしきり話がすすんだところで、「Halloweenの語源はどういうことですか。」と訊いてみた。ヨセフ講師、得たりと話し始める。 「Halloweenは、Hallowとeve(ning)の合成語が変化したものです。hallowは古英語で聖人のこと。カソリックではAll Hallows'(day)という宗教的祭日があります。それが11月1日なので、その前夜祭が(All) Hallows' eveで、それがHalloweenに代わっていったんです。」 「Halloweenは日本のお盆と同じで、先祖の霊が地上に戻ってきてさまようと信じられていたんですよ。」 ほう、それは知らなかった。「で、かぼちゃはどうして?」 「It's a long story.昔、Jackという百姓がいた。ある日、悪魔に魂を取られようとしたので、trickで悪魔を騙して逃れたんだ。やがてJackは歳を取って死んでしまったんだけど、生前の行いが悪くて天国には行けず、悪魔を騙して地獄に行かないことを約束させていて結局魂は天地の間をさまようことになった。闇夜は難渋するからと悪魔から地獄の火を分けて貰い、畑の蕪をくりぬいてランタンにして道を照らしたんです。それがJack O' lantern」 「この話がアメリカに伝わったのがいつかは知らないけど、人々に知られるようになったのは100年前くらいだと思うよ。アメリカでは蕪よりカボチャの方が身近だったのでカボチャが代用されるようになったんだ。」 面白そうな話だが、われわれの語学力の無さを知って話を簡略化してくれるので、言っていることは良く判るが内容は良くわからん!後でWikipediaででも調べてみよう(^_^); 講座を終える前に、ヨセフが黒板に「a friend of a friend」と書いて「これは何かわかる?」と訊いた。「法務大臣の一件だね。」と答えると「そう。」という。「日本語では一般的な言い方かね。」と更に問われてそういえば水前寺清子の歌にそんな一節があったような気もしたが、「あまり頻繁には使われないけど」とお茶を濁したが、一国の大臣ともあろう人が軽率な発言で誹りを受けるのは恥ずかしい限り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月31日 22時16分54秒
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