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2009年04月05日
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カテゴリ:映画エーが
 田圃の荒起こしを予定していたのだが、昨日の雨で土が濡れてしまったので取りやめることにした。時間が空いたのでヘレンと隣町へ映画を見に行った。タイトルはワルキューレ。

 ヒトラーを暗殺し、権力をナチスから取り戻そうとするクーは幾度か試みられたという。そのもっとも有名な企てを題材とした映画。トムクルーズ扮する陸軍シュタウフェンベルクが主人公だ。

 第二次大戦前までの軍将校の多くは貴族階級の出身であった。誇り高い彼らは、本をただせば伍長あがりのヒトラーを快く思わなかったであろうことは容易に想像できる。ヒトラーのユダヤ人に対する忌まわしい行為など騎士道精神とは相容れないものであり、そのことが軍の一部の反感を買い、それがクーに繋がって行ったのではないか。

 シュタウフェンベルク大佐などヒトラーに背きドイツを、そしてヨーロッパを破滅から救おうとする将校たちはヒトラーを暗殺するとともに親衛隊などを制圧して実権を掌握し、新政府を樹立する計画を企てる。その作戦名がワルキューレだ。シュタウフェンベルク大佐がこの作戦を思いついたときにワグナーの歌劇「ニューベルングの指輪」の中の「ワルキューレの騎行」が流れていて、それをヒントに作戦名を決めた。
 大事を企てるにあたり、死の予感がワルキューレという言葉を選ばせたのだろうか。この曲はベトナム戦争を題材とした「地獄の黙示録」の中でもヘリコプター隊が戦場に進軍する場面でも使われていたのが印象に残る。
 
 冒頭にアフリカ戦線で戦闘機に攻撃を受ける場面があるほかは戦闘場面も無く、いわゆる戦争映画ではない。ヒットラー役は風貌はともかく声や話し方は昔のニュース映画などで見聞きしたものとはだいぶ違うなど、あまり金はかかっていないのではないだろうか。
 久しぶりに面白い映画だと思う。






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最終更新日  2009年04月06日 06時47分50秒
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