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2009年06月15日
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カテゴリ:田舎暮らし
 田植えも終わり、しばらくは一息着ける状況になった。とはいえ、毎日の水管理は欠かせない。最低朝晩の2回、休日にはさらに数回、水路と圃場を見て回る。歩く距離はわずかだけれど、苗の様子や雑草の状況なども見て歩くので、最低30分はかかる。

 昼間の水回りは近所の人と会うことも多く、ついつい立ち話になって更に時間を費やす結果となるが、そういう話の中でいろいろと教わることも多い。

「イワンさん、あんた五月にゃあ水の取り合いに遠慮しちゃあつまらんよ。百姓は水が命じゃから。お互い様じゃから負けんようにせんにゃ。」
 私はUターンだし、近所と揉めたくないので、つい水取合戦には消極的になってしまう。田圃に水を引いて荒代掻きの準備をするのに何日もかかってしまい、無様な状況だったので、そのことを諫めてくれているのだ。

 「イワンさん、あんたぁ米作りは今年が初めてじゃろ。一人でようやっちょる。こないだも夜真っ暗な中で代掻きしよったの。頑張るのう。」
 農作業はマイペースでできる個人事業だけれど、そうはいってもそれぞれの作業にはタイムリミットが生じる。苗を購入して田植えをする場合、苗は注文生産なのであらかじめいつどの程度生長した苗を植える予定かを検討し、注文する。注文した以上はその受け渡しの時期が前提条件となる。多少は融通が利くが、土日に大きな作業を済ませたいと考えればカレンダーも良く考えなければならない。田植え前の施肥や害虫防除などは効果の持続期間が考慮事項になる。そんなこんなでなかなか予定どおりに作業は進行しない。夜の農作業など危険だし、疲労も激しいのでやりたくないけれど、休みをうまく使えないときには夜間や早朝の作業も避けられなくなる。そういうことにならないよう段戸路を良くやれという忠告なのだ。

 ご指導を頂くのは好意があればこそ。わざわざ自分の手を休めていろいろ教えてくれるわけだから本当にありがたい。心強いことだ。








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最終更新日  2009年06月15日 21時22分09秒
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