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2010年05月12日
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国体「インチキしてでも1位」山口県副知事

 山口県の西村亘副知事が、2011年の山口国体で「『やし(インチキ)』をしてでも1位をとる」などと発言し、地元の市民団体「みんなの県政をつくる会」(福江俊喜・筆頭代表世話人)が12日、撤回を申し入れ、副知事は陳謝した。

 同会によると、副知事は山口市のホテルで4月23日に開かれた県弁護士会のパーティーに出席した際、来賓あいさつで「(審判が優劣を判断する)旗振り競技は開催県に有利にしてもらう」「『やし』をしてでも1位をとる」などと発言した。これに対し、同会のメンバーらが12日、副知事と県庁で会い、「国体の成功に向け一生懸命努力している人たちに冷水を浴びせる発言」と撤回を申し入れた。

 副知事は「開催県が有利な傾向にあるという趣旨。『違反してでも』という意味ではない」と釈明した上で、「誤解を招いたとすれば残念で不快感を与えた方にはおわび申し上げる」と陳謝した。1963年に開かれた前回の山口国体で山口県は2位だった。
(2010年5月12日20時55分 読売新聞)


 何故にウケを狙うか。たかが副知事とはいえヒラの小役人とは違い地方自治体の重鎮だ。パーティーの席上とはいえ公の場だ。太鼓持ちが旦那衆のご機嫌を伺うのとは違うだろう。「誤解を招いたとすれば残念」とはなんたる言いぐさ。多分誰も誤解はしないと思う。副知事が期待したとおりの反応ではないかもしれないが、誤解ではない。

 ヤシとは縁日やお祭などでいかがわしい商品を売る、フーテンの寅さんを想像するが、山口弁ではインチキを指す。「ヤシをするないや。」は「インチキをするなよ!」という意味。副知事は宇部の出身なので「ヤシをしてでも」と口をついたのだろう。

 それにしても、副知事は大学院の法学研究科を修業している法律家。パーティーの参加者もプロの法曹家。言う方も言う方だが、いくらゲストの発言とはいえ穏やかでないこの発言を聞き流してしまう方もどうかと思う。「下作なのう。(品格に欠けるなあ。)」






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最終更新日  2010年05月12日 22時17分30秒
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