蓮舫大臣の決めゼリフ。中古車売買の会社がCMに使っていて可笑しくもあり、不愉快でもあり。

　このフレーズのおもしろさは、蓮舫さんが言っていること自体にある。勝ち気で、上昇志向が強い(と信じられている)彼女自身は２位に甘んじることを潔しとしないはず。少なくとも一般にはそう受け止められていると思う。だからこそ「２位じゃだめなんですか。」にインパクトがある。
　自分はテレビ界でも頂点に立った。誰もが一度は夢見たことがあるはずの大臣にもなった。次は都知事、やがては初の女性総理に、と野心を抱いているはず。トップになると言うことは他者に打ち勝つということ。自分以外は２位以下になれということ。そういう執念が強く感じられた事業仕分けの風景を再現していてガリバーのコマーシャルは面白いが、一般大衆は退いてしまう。