カテゴリ:今日の出来事
金土日と三日間の予定でADR研修会に参加している。裁判外紛争解決手続。要するに調停でもめ事を解決しようと言うことだが、おどろおどろしい名前を付けるところが新しいもの、舶来もの好きを惹きつける。
講師は斯界の泰斗レビン教授。ニューヨークで勉強し、ブルックリンでADRの実務を積んできた女性。単なる理論家ではない。要点を的確に説明され、分かり易いが、年寄りには専門用語がつらい。日本語に置き換えられているものもあるが、「日本語に置き換えると元のニュアンスが変わってしまうのでそういうものはできるだけ英語で覚えて下さい。」 アーリー・ニュートラル・エバリュエーション、ファクトファインディングといった意味を想像できるものもあるが、フレイミングのように簡単な単語でもカタカナでは意味が連想しにくいものもある。 訳語も意味が拡張され、再定義されている。active listeningは傾聴と置き換えられ、「耳を傾けて聴くこと」と説明された。「耳を傾ける」とどう違うのか、何度くらい耳を傾けるべきかと質問したら笑って答えて貰えなかった(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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