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2011年03月07日
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カテゴリ:世相雑感
 岩手県平泉町は来年度から、町外の団体や個人による行政視察の受け入れを有料化することを決めたという。「平泉の文化遺産」の保護や観光推進への取り組みを参考にしようと、毎年、全国各地の自治体や観光協会職員、地方議員など約150人が視察に訪れているが、受け入れる平泉町にすればこれら視察への対応は本来業務ではないわけだから、対応要員の確保や資料の作成に費用がかさむなど、大きな問題になっていた。

 同町はその対策として視察の受入有料化を決めた。町職員が案内や説明をした場合、視察者1人当たり、2時間で1000円を徴収するという。ただし、視察者が町内で宿泊する場合は、経済効果が期待出来るとして、料金は無料だとか。

 他所で新しいことを始めたと聞けば早速視察に押しかけるのはよくあること。しかもその多くは視察にかこつけた慰安旅行というケースが多い。さらにはその費用は公費で支弁するものもある。地元政治家が企画する例もあるようだ。申し訳程度に視察をすませ、あとは本命の観光地で命の洗濯をし、夜は大宴会がおきまりのコース。

 こういう行政視察の現状から考えれば、有料化はやむを得ないというよりむしろ当然。課税対象にしても良いと思う。視察税として参加者個人に課税してはどうか。






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最終更新日  2011年03月07日 20時17分37秒
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