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2011年04月15日
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カテゴリ:世相雑感
Newsweek日本版に「中国が乗り出す里帰り義務化の裏事情」と題して、高齢の親と離れて暮らす子供に対してもっと親の面倒を見るよう法律で定めようとする動きが浮上していると報じている。

 中国でも急速に高齢化が進んでいる。現在、総人口約13億人のうち65歳以上はおよそ1億5500万人だが、20年には2億6000万人近くに達する見通しだ。古来、中国では年老いた親の世話は子供の務めだったが、社会構造の変化によってそうも言っていられなくなってきた。

「一人っ子」世代の多くは都市に移住し、故郷に取り残された高齢者が医療制度を圧迫している。そこで、高齢の親と離れて暮らす子供に対し、もっと親の面倒を見るよう法律で定めようとする動きが出てきた。現在検討されている高齢者権益保障法の改正案では、高齢の親と別居する子供に「頻繁」な訪問を義務付けようとするものだという。ただし「頻繁」の定義はまだ定まっていない。

 子供たちの現実も厳しい。コアン・リン(25)は3年前に黒龍江省ハルビン市を出て、上海で働いている。貿易展示会の仕事が忙しいため、春節に1週間ほど里帰りするのが精いっぱいだ。「帰省ばかりしていたら絶対に成功できない」。(出典:Newsweek 2011年04月11日(月)13時21分。一部改変)



 「家貧しくて孝子顕る」。国が富んでくるということはそういうことなんだろう。わが国が一時のこととはいえ世界第2の経済大国と自他共に認めたときもあった。その頃から孝行ということばは聞かれなくなった。中国も豊かになったと言うことの裏返しだろう。






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最終更新日  2011年04月15日 14時44分00秒
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