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2011年08月12日
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カテゴリ:世相雑感
 福島原発事故の早期解決に貢献しようと60歳以上のベテランが団結を呼びかけているという。放射能の影響は若いほど感受性が強いというのが通説だ。ならば老人なら大丈夫だろうということか。放射能の影響は被爆しても、すぐにでるわけではない。何年か何十年か先に具体的な影響が出る頃にはお迎えが来ているだろう。

 ただし、腕に覚えがある技術者を募っている。原発の事故処理作業に従事するのだから、関連技術に精通した人でなければ戦力にはなれないから対象外だ。

 細野首相補佐官は「非常にありがたい。献身的な行動で、気持ちは受け止めたい。」といいつつも、原発での作業経験があり即戦力となる人でなければ採用は難しいと否定的だという。

 これも妙な話だ。現在作業に従事している人は原発の専門家ばかりではないはずだ。職安で求人に応募したら詳しい説明もなく原発に送り込まれ、事故処理現場で働かされているという話があったばかりだ。汚水処理やプラントなど事故現場で応用可能な様々な分野の知識経験豊富な人たちが手を挙げているのだ。ベテランだから現場作業の指揮をやらせろというわけでもない。小沢さん同様に一兵卒になって余生を日本のために捧げたいというのを断る理由にはなっていないと思う。

 原発事故は大津波をきっかけに発生したが、事態をここまで拡大したのは書道対処における判断ミスだという説が多い。原発の専門家でなくてもそれぞれの関連技術の専門家が現地入りすると東電が公表してこなかったいろいろな事柄が暴露されてしまう結果になることを懸念しているからではないかと思うが考えすぎだろうか。


 





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最終更新日  2011年08月12日 17時06分38秒
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