カテゴリ:今日の出来事
中国自動車道の山口県下関市小月付近でフェラーリなど高級車14台の多重事故があった。
福岡の高級車オーナーたちが広島まで合同ツーリングの途上のようで、1台がスリップして中央分離帯に接触(スピンしたとの報道もある)、後続車が次々衝突して13台がクラッシュ。反対車線のベンツ1台が飛んできた破片に当たって被害を受けたという。 中国自動車道は山の中を走る路線で自動車専用道とはいっても急カーブの連続で道幅も狭く、制限速度が80キロの区間が多い。山陽道開通後は交通量が減少し、その意味では暴走には適した路線だ。 当然警察の取り締まりも多い。小月付近の登り車線では福岡方面から来る暴走車を摘発すべく頻繁にネズミ捕りをしている。グループの最後尾を走っていたメンバーのインタビューを見たが、「100キロちょっとで走っていたが置いてきぼり状態だった。」と話していて、先頭グループは150キロ前後で走行中だったのではないかとの推測もある。多分、そうだったのだろうと思ってしまう。 テレビニュースでも高価な車の多重事故というところに焦点を当てていて、某チャンネルでは外国車ディーラーに値踏みをさせて締めて2億5千万円くらいだとか数字を上げていた。中古でも1台1千万円はくだらないらしい。軽傷者しかいなかったのが幸いで、マスメディアも言外に「ザマぁ見ろ!」というトーンだ。 事故に遭ったドライバーには気の毒だが死者や重傷者が無かったのは幸運だ。高級車を購入できるくらいだから経済的な損失は大したことでは無いのだろうと思う。反対車線を走行していたベンツ以外の一般への被害が報じられていないことも幸いだ。 あのクラッシュした車の処理はどうするのだろうか。14台の中には修理して乗れるものもあるだろうが、スクラップでしかないものもありそう。高価なスクラップだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月05日 10時02分02秒
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