カテゴリ:今日の出来事
服役中の凶悪犯が刑務所から脱走した。刑務所は直ぐには気付かず、点呼の際に一人所在不明を知って捜索を始めた。当初は所内のどこかに隠れていると期待して内部で捜索していたところ、隣接するマンションの住人から囚人らしい男が塀の外に倒れているところを目撃、男は起きあがって走り去ったと刑務所に通報があったため所外へ脱走したと判断するにいたり、ようやく警察に通報した。
警察の不祥事、それもプロ意識の欠如というかなおざりな勤務態度が連日話題になっているさなか、所属こそ警察庁ではなく法務省と別組織とはいえ同じような職責の公務員が同様になおざりな仕事ぶりで事故を起こすというのはどうしてだろう。 公務員の削減が課題になっている昨今ではあるが、定員削減を公務員に丸投げすると不都合が起こる。誰しも働きやすい仕事、やりがいがある仕事、希望者が多い仕事はなるべく温存しようとする。逆もまた然りだ。省庁間、組織間で定員の奪い合いの結果、痛み分けの論理で一律同率削減というのも陥りやすい妥協案。必要な人員を適正に配置するという原則は忘れられがちだ 脱獄された広島刑務所は都会に隣接する刑務所。付近には学校や住宅が多数存在する。刑務所自体が「脱獄囚による副次的犯行が無ければよいが・・・」という趣旨の怖いコメントも発表されている。脱獄囚が国外脱出を謀るとすると海路をねらうだろうからおそらく下関・福岡辺りから貨物船や漁船に潜り込もうとするだろう。山口県も危険地帯だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月12日 09時12分40秒
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