FEEL GOOD ! BUSINESS

昨日、女性起業塾に入ったという記事を書きましたが

さっそく第1回のワークでは、
「自分」を周囲に分かってもらうために、
自己紹介することが課題でした。

たんに自己紹介といっても、
バックグラウンドや現状、そして目標など、決められた内容を織り込まなければならないので
結構な情報量があります。
しかしワークではこれをたった2分間に収めるようにと求められました。

これには訳があります。
アメリカで過去に成功者1500人に聞き取り調査をした結果、
「成功者になるために必要なものは何か」という質問に対して
約７０％の人が
「表現力やコミュニケーション・スキル」と答えたそうです。

いわゆるプレゼンテーション能力なんですが
アメリカでは「エレベーター・トーク」といって、
例えば、なかなか会えないような大物投資家に、偶然エレベーターで居合わせたとき、
乗っている時間内に自分の事業についての説明をして、その人の投資を勝ち取るくらいのスキルが求められるそうです。

こういった能力は、なにもエレベーターだけでなく
あらゆるビジネス・シーンで必要となってくるものです。

ですから塾でもこのプレゼンテーション能力の訓練に重点が置かれているのです。

今まで自己紹介の練習なんてしたことなかったのですが
２分と決められていると、
リハーサルが不可欠です。
内容を箇条書きにしたメモを見ながら余計なことはどんどん削っていく、という作業を続けました。

そしてできた原稿は、すっきりとまとまり、
しかも言いたいことは外さない、というものになりました。

あとは話し方の問題ですが、それはフィードバックをもらいながら場数を踏んでいくしかありません。

同期メンバーも同じようにすっきりした自己紹介をしていったので、
一時間程度で１９人のバックグラウンドや現在の状況など、相当たくさんのことを把握することができました。
もちろんその間に講師からのコメントもいただいています。

自己紹介を侮るなかれ。

そこにはプレゼンに必要とされるエッセンスがぎゅーっと詰まっているのですから。