奇跡のコース&癒しの世界へようこそ♪

2006/08/31(木)13:34

リンゴにムカツク人!

メンタル・セッション(6)

 今日は、午後1時から念願の光ファイバー導入工事が始まります。  とっても楽しみです♪  さて、今日のタイトルは「リンゴにムカツク人」の話です。    人にはそれぞれイヤな体験があります。    そして、強烈なショックやトラウマ(心の傷)を受けると、  人間の無意識に刻みこまれ、思考回路に誤動作を起こします。  リンゴにムカツク人(以後Yさんとします)の場合、  結婚後、舅・姑に逆らえず、嫁ぎ先の家のルールに、ただただ従ってきた人のお話しです。 Yさんは、最近リンゴを見ると、無性に腹が立ってくると私に相談されました。  あきやんは、内心おもしろいなぁと思いました。 それは、Yさんがリンゴにムカツク物語はどんなものなのかなぁ?と思ったからです。 Yさんは基本的に、姑・舅に対して、口答えをせずに20年間過ごしてきました。  そして、嫁ぎ先の家族には、晩ご飯の後、必ずリンゴを食べるという習慣がありました。  それは、Yさんの体調が悪くても、買ってくることが当然のようになっていたということです。  つまり、ちょっと失礼かもしれませんが、   Yさんの嫁ぎ先の嫁に対する扱いは、象徴的にリンゴ以下だったのかもしれません。  このような、つもりつもったストレスは、対象者にぶつけることができないので、  リンゴに向いていたようです。 キネシオロジーの筋力テストで、「リンゴ」といってテストをすると弱くなりました。  これは対象物がなくても、ストレスを感じる言葉を聞くだけで、筋力が弱くなる現象です。  Yさんのリンゴにまつわる感情的な物語は、  嫁ぎ先で、幸運で対等な関係を求めていたのに、実際に感じてしまったのは裏切られたとい  う感情が出ていました(潜在意識の情報)。身体はそのことに対して、自分で選びたいけど  どうしようもない状態、意識レベルでは、本当はこの家族に興味をもっていたかったのです  が、傷ついてしまった恨み(言わずにだまっている状態)を感じていると出ました。  (これはスリーインワン・キネシオロジーにおける振る舞いのバロメーターによる情報です)  フラワーエッセンスの情報では、26番「ロックローズ」、強いパニック的恐怖と出ており、  別の意味では、裁判所の中で犯人が判決をまっているような気分を味わっていると  出ていました。  ご本人、思いっきり納得されていました。    次に現在時のバランスをとる(筋肉を回復させる方法)情報をとると、  「クロス・クロール」という調整法が出ました。  これは、人間の脳はまん中のところで交差していますが、小さい頃にハイハイをよく行わない  とこの交差連結がうまくいかず、神経の混乱現象が起こりやすくなるというものです。  この調整は、  最初に歩行を強調するために、右足を上げたときに左手をヒザにふれ、左足を上げたときに  右手をヒザにふれる運動を行います。  次に右足と右手を同時にあげ、つぎに左足と左手を同時にあげる運動で、脳の機能を一端  分割する調整を行います。  最後に、最初に行った方法を行います。  私はこのとき、結婚された後、始めて嫁ぎ先に入った時のことを思い出しながら、  この方法を行ってもらいました。  これは人間はあることを思い出すと、その時の状態に身体のスイッチが入ることを活用する  ためです。神経の混乱の始まりにさかのぼるという方法です。    その後、Yさんには、自分がどのような感情を感じていたかを話してもらい、  実際に、どのように姑・舅に話したかったのか、実際に話してもらいました。  その時のストレス量が0で治る力が100になったので、  さらに奥に潜んだ原因の年までさかのぼってみました。  筋肉反射テクニックの答えは、6歳と出ました。  小学校2年生ぐらいですかね?  この時何がありましたか?と尋ねると、  遠足の時、自分のお弁当には果物がなく、みじめな想いをしたということでした。  (ここで、さきほどとまったく反対の状況がでたのはおもしろいですね・・・)  そこで私は、  「その時のキモチといま感じているリンゴに対する怒りと何か共通するものありますか?」  と尋ねました。  するとYさんは、「とってもみじめな気分です」とおっしゃいました。  そこで私は、その状況を変えるために、色々とイメージをしてもらいました。  さらに、「イマジネーションの世界は自由です。ですから、自分の望む状況を望むままに創り  だしていいんですよ」とアドバイスすると・・・  Yさんは、「季節は春がいいなぁ、そして野原で、色とりどりの料理と果物でいっぱいのお弁  当がいいなぁ」という感じでイメージしました。  私は「誰か他に人がいるほうがいいですか?」と尋ねると、  「一人がいい」とおっしゃいました。  そのあと、その状況を充分に楽しんでもらいました。  「料理を味わってみたらどうですか?(五感を刺激するため)」とアドバイスしましたが、  Yさんは、「このままでいいんです。このきれいなお弁当をみていたいんです」とおっしゃった   ので、それ以上は誘導しませんでした。  そして最後の解放・調整技術としては、トランスバース・フローがキネシで出てきました。  これは人との距離間が問題になっていること、人間関係に煩わしさや反感を感じているとい  う意味があります。  Yさんにそのようなことを話した後、  私はYさんの額に左手を、おへそに右手をあてて、そのまま大きく呼吸をしてもらいました。  そして私は、「姑・舅に対してどのような自分でありたいですか?」ということを尋ねました。  すると、「『長いものには巻かれろ』って自分に言い聞かせてきたけど、その長いものをぶつ  切りにしちゃいます」と言われました。  その後、この人間関係の中でどんな自分でいたいか?を、  自分自身で宣言してもらいました。  そして、深呼吸で現在時にもどってきてもらい、ストレス量が0で治る力が100になったこと  を確認し、基本的なセッションを終えました。    最後に、「リンゴ」と言葉にしてもらい、筋力テストを行い、筋力が強いことを確認しました。  そして、Yさん自身にリンゴにムカツク原因について、  Yさん自身が理解されているかどうかを尋ねました。  すると、「リンゴは自分が何も言えない人たちに向けられた怒り」と答えられました。  そして、「そんな状況を20年間もガマンしてきた自分自身にも怒っていた」ということでした。  セッションが終わり、Yさんが帰るとき  私はちょっとしたアドバイスをしました。  今までの自分を終わらせるために、  リンゴをおもいっきり砕いてみるのもいいかもしれまんよ(リンゴさんには気の毒ですが)、    とつけ足しておきました。 Yさんは、にこやかに「それもいい方法ね」っておっしゃり帰られました。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る