2011/06/25(土)14:36
へぇ・・・お釈迦さまってwww
今日は、今日アマゾンから届いた『沙門果経(シャモンカキョウ)*アルボムッレ・スマナサーラ著*サンガ』から、おもしろいエピソードを抜粋したいと思います。
お釈迦様の教えの中で、今まで知らなかったエピソードを読むのは、なにかワクワクするものがあります♪
いやはや・・・かなりきつい人だったのね・・・と思いました・・・
まぁ、私の戯れ言はおいときまして・・・
みなさまも、ちょっとだけどうぞ
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『沙門果経』P24
お釈迦様は、興味のない人をつかまえてまで説法はしません。 普段は一人静かにいて、訪ねてきて質問する人々がいれば、抜群の言葉で答える。
論争で負かそうと思って来た人には、冷や汗が出て体がガタガタ震えるくらいまで言葉を返します。 お釈迦様は悟りを開いたといっても、借りてきた猫みたいに聖者ぶっていたわけではありませんでした。
その場その場で親切なこともおっしゃれば、きついこともおっしゃったのです。 特にお坊さんたちを叱るときは、ものすごくきついのです。 弟子たちがちょっとでも怠けたりすると、「出家の身でなぜそういうことをするのですか。 頑張りなさい。 怠けるな」と、今でも経典を読む私たちが怖くてたまらなくなるくらい、厳しい言葉で叱責したのです。
お釈迦様は、何ひとつも煩悩はなく、完璧に悟っていた智慧の完成者でした。 ですから性格の中でこれという短所は一つもありませんでした。 だからといって、宗教の世界でよくあるように、善人ぶったり、罵られてもニコニコと黙って聞いたりするわけではなかったのです。 相手次第で変わる不思議な性格でした。
お釈迦様の性格を表す一つのエピソードがあります。
あるバラモン人がお釈迦様にさんざん罵詈雑言を浴びせたのです。 お釈迦様は最後まで黙って聞いていましたが、しゃべり終わったその人に、静かにこう言うのです。
「あなたの家で大きなパーティを開くとします。 でも誰一人来なかったら、用意したたくさんの料理をどうしますか」
「私と家内と子供たちで食べます」
「そうですか。 では、今あなたが私にご馳走しようとした罵詈雑言を、あなたと奥さんと子供たちにあげてください。 私は受け取りませんから」
こうして、罵詈雑言を全部、なんのことなく本人とその家族に返してしまいました。 それはその人が怒ったことよりきつい叱り方になるのです。
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さらりと、きついですね・・・