じゅうようきみつ

こほゆやさんが、こんどはねごとをいってます。

１．
「ヤブさんはコメ国のえらい人たちにやめろっていわれてるのよ！ヤブさんはわるい人なのよ！」
こほゆやさんはコメ国のしくみをしらないので、コメ国のかんりょうという人は、せいけんによってかんりょうになったり、くびになったりいそがしいのもしりません。ヤブさんにはんたいしておくと、ヤブさんじゃない人がえらくなったときに、すごくいいことがあります。ヤブさんのわる口をいう人が、いつも「もと、なんとか」というのは、そういうことです。

まあ、ねごとだからしょうがないですね。


２．
たとえばなし。

こほゆやさんは「ヤブさんがみんなをへいたいにしようとしているの！」とさわいでましたが、それをやってたのは、ほんとうはヤブさんのはんたいの人たちでした。

こほゆやさんは「あたし、しらなかったの」といってますが、ほんとうにしらなかったんでしょうか。

ウソです。こほゆやさんは人をだまそうとしていたのです。

たとえばなし、おわり。


３．
こほゆやさんは、２でいったみたいにウソをつくので、こほゆやさんのいってることは、ぜんぶウソです。

えいがをみたり、しぶやに行ったのも、ぜんぶウソです。



５．
こほゆやさんは、「せかいでせきゆのねだんが高くなってみんながこまってるのに、コメ国の人だけがヒゲ国のげんゆをめちゃくちゃに安くかって、ズルい！」といってます。たぶん、こほゆやさんのうちではげんゆとせきゆのくべつがなくて、じゃぐちをひねるとせきゆが出てくるような、すてきなうちなんだとおもいます。いいな、ねごとのせかい。

ねごとじゃないせかいでは、すごくへんなことになってます。

ちょっとまえまで、ヒゲ国のまえのえらい人は、せきゆをほかの国にうれなかったので、せきゆをただみたいに国中の人にあげてました。いま、せきゆをほかの国と同じねだんにしたら、ヒゲ国の人はすごくこまります。

ヒゲ国には、げんゆはたくさんありますが、げんゆはちょっとふくざつなことをしないと、せきゆになりません。ヒゲ国のふくざつなことをするきかいは、このあいだのせんそうでこわれちゃいました。

これではヒゲ国の人がこまるとおもったコメ国の人は、ヒゲ国のとなりの国で、車を走らせるのにつかう一ばんきれいなあぶらをかって、ヒゲ国にはこぶことにしました。4200だいのタンクローリーではこぶのに、３か月で５おくドルもかかってるそうです。でもヒゲ国の人にうるときは、ヒゲ国のねだんにあわせてほかの国のねだんの40分の１でうってます。

あれ？そういえば40分の１ってどこかできいたような？

とにかく、ねごとじゃないせかいでは、いろいろたいへんです。


あと、いくらねごとでも、こほゆやさんのはつげんはじえいたいの人とヒゲ国の人にたいして、ものすごくしつれいだとおもいます。こほゆやさんみたいなねごとでうそつきなことを、もっともっと大きい声でしゃべる人がいて、それをしんじちゃう人もいるから、じえいたいの人はすごくいやなきぶんになったみたいです。