いわぴいのドラマ日記

2006/03/01(水)20:54

ドラマ・N’sあおい ~第8回~

ドラマ(776)

 高樹先生の辛い過去は、なんともいえない気持ちにさせてくれましたね。理想を追いかけようとすればするほど、自分の幸せを置き去りにしなければならないジレンマをこの5年間、高樹先生は抱え続けながら医療に取り組んでいたんでしょう。それでも娘を思う高樹先生は一人の父親だと感じたのは僕だけではないでしょうね・・・。  予告でもやってましたが、田所先生が特進で副院長になってしまったのにはびっくりしましたね。今までの副院長まで降格になってまさに桜川病院は田所のものになってしまったような感じでした。しかも、総師長までが田所の利益優先路線に賛成してしまったので、今のところ平のあおいには打つ手がない感じですよね。高樹先生は病院の方針には興味がなかったわけですし・・・。降格された副院長も内科部長もなんだか哀れに思えて仕方なかったですね。  哀れと言えば、高樹先生が奥さんを激怒させる原因になった患者さんもまだ意識不明のままで、かわいそうでしたね。当時は田所先生と張り合っていただけに娘を助け出すことも出来ずに、自分が担当した患者も救うことが出来なかった悔しさはなんともいえないものだったことでしょう。しかも田所の利益優先策のために、転院の対象にもなってしまっていましたし・・・。患者の傍らに置かれていたスノードロップが花言葉どおり、高樹先生にとって唯一の希望だったのかもしれませんね。  その希望という種をもう一度育てなおすために、高樹先生は離婚することを決意し、美保ちゃんのバイオリンの発表会を見に行こうとしたのかもしれませんね。美保ちゃんの思いを知ったあおいたちの協力も見事でした。ただ、やっぱりドラマだけあってそう素直にことは運んでくれませんでしたね。何かあるだろうと思っていたら、ちょうど会場についたとたんにドクターコールがかかってきてしまったんですから・・・。せっかく発表会のために送り出したのに、高樹先生に電話してしまっては元の木阿弥じゃないかと思ってしまいましたよねぇ・・・。医師会のゴルフを中断させてやればいいじゃないかと思ったのは僕だけではないような気がするんですが・・・。人間の性格ってつくづく変わらないなあと感じてしまいました。  それでも、空港に駆けつけた高樹先生は美保ちゃんのバイオリンを聞いて、彼女を北海道に送り出すことが出来ました。奥さんが最後の愛情のように小峰を通して手渡した美保ちゃんの作文に医者としての高樹先生が大好きだと書かれていたのを見たとき、彼は心が洗われるような気分になったことでしょうね。朝晩一生懸命患者のために走り回って理想に燃えていたころのことを思い出したのではないでしょうか?娘の後押しも受けて、再出発した高樹先生が田所にどう立ち向かっていくのか、その辺も来週からの焦点になっていきそうですね。それにしても、当直を代わってくれるように江藤にお願いする石原さとみは本当にかわいかったですね・・・。 人気blogランキングへ 週刊ブログランキング TV Drama★Ranking 週刊ブログ王 ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。 ドラマ日記トップへ

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る