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いわぴいのドラマ日記

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October 10, 2008
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カテゴリ:ドラマ
 緒形拳さんの演技、落ち着いていてやっぱり良かったですねぇ・・・!言葉遣いなんかは、倉本脚本の独特の雰囲気がありましたが、拳さんの口から出るとそれが彼の言葉になってしまうのが不思議でした。「このドラマを故緒形拳さんにささげます」という字幕から始まったこのドラマ、生と死を見つめるに当たって彼が命がけで私たちに送ってくれたメッセージなのかもしれませんね。

 できる男が自分の命のタイムリミットを知らされたとき、一体何を考えるんでしょう?出来る男だけに捨ててきたものもきっと多いんでしょうね。主役の白鳥貞美は、まさにそんなできる男の象徴のような人間なんだろうと思います。医師というだけでも十分エリートですが、外国に留学した上、麻酔科医としての特別な技術では日本の第一人者、さらには学生や女性からも人気があるという、それだけ聞いたら男としてはあんまり付き合いたくないような完璧を絵に描いたような人物でした。

 ただ、「24」のように密着してみれば、ほとんど仕事に追われて、嫌な仕事もこなさなければならない大変さというのもよくわかりました。そして、現在の成功と引き換えに家族と離れ離れに暮らさなければならないという苦しみも味わっているわけですから、うらやましいですが、幸せとはいえないのかもしれないですね。束の間の休息で実の姉の家で、娘や息子のことを聞かされたり、自宅でチェロを弾きながら古い家族写真を見たときの貞美の表情はとても成功者のものとは思えないほど悲しいものでした。人にとっての幸せとは何かということを考えさせられましたね。

 それだけに入院してきた二神の存在は表面から見れば同じかもしれませんが、貞美とは対極的なものに思えました。命のタイムリミットが近づいているにもかかわらず、その命を削るように働き続ける彼の姿は、娘にこっそり電話をかけた事実も含めて痛々しく思えてしまいました。その姿を見て、自分の病気のことを知った貞美の心境はどう変わっていくんでしょうね。

 このドラマには二つの対極があるような気がしました。一つは先ほど触れた二神と貞美との対極、もうひとつは父と子の対極。緒形拳さん演じる父親と貞美も医師として、そして生き方として対極に位置しているのではないでしょうか。この二つの対極が物語の全編を通してどう変わっていくのかがとても気になるところです。

 不倫にはまってしまっているような娘(緒形拳が黒木メイサに探りを入れるところはなんだか笑えましたが・・・)、そして障害を持った息子、さらに余命いくばくもない父親を、雄大な北の大地がどんな風に大きく包み込んでくれるのか、最終回までいろいろなことを考えさせてくれそうなドラマですね。それにしても、中井貴一のまじめな部分と軽い部分の演技のギャップはさすがだなと感じさせられたドラマでもありました。その演技も楽しみです。

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最終更新日  October 13, 2008 10:59:58 AM
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