2020/09/12(土)15:18
大卒以上、大学在学人口/総務省調べ
これは総務省の国勢調査によるものなんですが
大学生か大学卒業以上の人のいる割合を示したものです。
赤い色が濃いほど割合が高く
青い色が濃いほど割合が低い。
ご覧になってわかる様に
都市部は濃い赤い色になっています。
つまり教育にも熱心で大学進学率も高いということです。
第一次産業(農林水産業)が盛んな地域では、
大学進学よりも親の仕事をそのまま継ぐケースが多いため
大学進学率は低くなっています。
この地区川崎区は人口150万人を有する川崎市の中心。
さて当然大学進学率も高いはず、、、、、
実はご覧の様に川崎区だけ
ドーナッツの中心にある穴の様になっています。
周りが真っ赤になっているのに
真ん中の川崎区は水色です。
そう、川崎区はこれだけの人口を抱える川崎市の中心地にもかかわらず
大学進学率はとても低いのです。
これは大学進学率だけが低いのではなく、
中学受験をするこの割合も7、8%
普通科高校進学率も80何%と
周りよりもとても低いのです。
つまり
周りと同じ様にしていたら
当然大学進学はとても厳しい。
もちろん高校の上位校に行くのには
相当頑張らなければならない。
中学受験でも有名中学に合格するには
学校のトップでも厳しい。
そんな地区が川崎区なんです。
不安を煽っているわけではありません。
もちろんこの川崎区でもちゃんと努力して
しっかりと実力をつけている子もいます。
周りがやっていないから
これくらいの勉強でいいだろう
ではなく
自分の力をつけるためには
どれくらいやったらいいのか?
何をやればいいのか?
そういうことをちゃんと考えて勉強していけばいいのです。
最終的に全員が自分で考えて勉強できる様になって欲しい。
岩沢学院では、そういう思いで普段の授業を行っています。
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