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2011年08月13日
カテゴリ：妊娠・出産
母が部屋でだらだらしている頃を見計らって、赤子が運ばれてきます。
最近の傾向なのか、とにかく母乳で育てて貰いたいらしく、“出なくても良いから”“吸わせるだけで良いから”を合言葉に、 胸元に赤子を置いて去って行きます。 赤子はやる気満々で、ぱくっ、んじゅううぅてな勢いで吸いまくり。 痛いってば。 吸われ過ぎて、ホントに母乳が出てきました。 捨て子犬とか子猫に吸われ過ぎて、親でもないのにお乳が出てきてなしくずしに子育てしちゃうワンコやニャンコのニュースを思い出しました。 それはともかく（笑） 冷静に見て、全然可愛くないのに、ものすごく可愛く見える。 噂には聞いていたが、これがＤＮＡマジックってやつか。 赤子って不思議だ。 だって、新生児ってね、何もしないのよ。 笑わないし、愛想も無いし、ハゲ散らかしてるし目つきは悪いし、だいたい見えてるんだか聞こえてるんだかもわかんないし、 すぐ泣くし垂れ流しだし、食事も一緒に出来ないし、喋れないし。 ありえないでしょう、こんな存在。 なのに、可愛く見えるのよ。 大事にしなきゃって思うのよ。 泣かれると焦るし。 母性本能とか言わないでね。 あれは、本能じゃなくて、学習して習得するもんだ、っておフランスの学者が証明したはず。 だから、当然、女だけの専売特許じゃないし、個人差が大きいんだな。 そうじゃなくて、でもなんて言って良いかわかんないんだけど、そういうのってあるよね、っていう下手くそな言い換え言葉が、ＤＮＡマジックか。 これはこれで、なんか違う気もするなー。 血が繋がってなくたって、可愛く思うのはあるし、繋がってると思い込んでたら実は、なんてのもねぇ（笑） 言葉は常に、思想や思惑を吸い込んで成長するから、古くから使ってる言葉にはイデオロギーの垢がこびりついてしまって、それが嫌さに新しい造語が持て囃されたりするんでしょう。 話がそれてしまって申し訳ないが、 新生児って、思いがけず可愛いよね、って話でした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2011年08月30日 19時20分06秒
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