カテゴリ:健康
抗がん剤投与によって起こる副作用のひとつ。こつずいよくせいと読みます。
吐き気やだるさなんていう数値に出ない副作用よりも、医療関係者が重視するのはこちらです。 抗がん剤は“活動の活発な細胞”を狙い打ちして殺す毒です。 骨髄細胞、毛母細胞、ガン細胞、手当たり次第に駆逐して、結果的にそのガン腫瘍が減ったらラッキー、という治療です。 これ人間ならエライことですよね。 「活発に活動してる奴を殺せー!!」って一般市民問答無用で殺しまくって、 「今回の死者に含まれるテロリストは、ゼロでした!!」とかね(笑)。 もう、何してくれるのかと。 骨髄細胞は血液成分をつくる細胞、毛母細胞は、髪の毛をつくる細胞です。 ここを破壊されると、貧血や発熱、脱毛がおこります。 思いっきり、きました。 血液検査の結果、どれもこれもびっくりするほど低い数値で「無菌室入るレベル」と言われました。 入れてくれませんけどね。 すぐに輸血の準備と朝夕の抗生剤点滴、白血球を増やすための注射(アップ注射もしくはグラン注射とも)、抗カビ薬の手配がされ血液検査の結果が落ち着くまで毎日このメニューが続くことになります。 脱毛も始まりました。
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最終更新日
2015年09月11日 08時09分54秒
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