2017/12/14(木)18:14
娘を大学病院に連れて行く
発達障害外来の予約の日です。
「診察は午後から、その前に書類記入があるので十二時過ぎには病院に来て新患受付に声をかけてください」と事前に言われていたのでその通りにすると、
“新患受付は十一時までだって言ってるのにこんな時間に何しに来たの馬鹿なの死ぬの日本語読めないの”みたいな目でカウンターのおばちゃんに見つめられる。
「あたち、しゅじゅつしたりするの?」と娘が聞くのでそんなことはしない、大丈夫だよと答える。
娘の成長や生活に関するアンケート?にいろいろ記入した後、私はお医者と話し、娘は心理学系?の検査を単独で受ける。専門の先生とマンツーマンで絵を描いたりなんだりしたらしい。
お医者さんは優しそうな女医さんでした。美人で頭良くて性格も良さそうとか何そのチート。
先生には娘について思ってる事をぶっちゃけた。
「娘は発達障害に当てはまる部分もありますが正直ガチではないと思ってます。甘えられる人相手や場面でやり過ぎるきらいがあって今回ちょっとすべっちゃったなと。多分それは母親である私がうまく娘と付き合えなかったせいで、むしろ私のせいだと思ってます。ただ私は娘に向かって“バカじゃないの”とか直球すぎる言葉のナイフをとっさに口にしないように生活するだけで日々精いっぱいで、娘のフォローは出来ないと思っています。
側で傷つける言葉を吐くくらいなら部屋の外から見守りに徹しようと思って接しています。」と。
お医者さんからは「第一印象としては普通の子どもだと思う。生育環境を聞いて思うのは、母親の入院とおじぃちゃんとの死別がものすごいストレスだったのが間違い無い。だからその中ではしゃぎすぎたり大人への対応が過剰だったりすることは説明がつくし納得できる。
葬儀の際、ハトコたちは大人しく出来ても娘さんだけ出来なかったのは、おじぃちゃんと一緒に過ごしてきた時間も密度も違うから、悲しみをそのまま表現するより反対の表現になってしまって自分だけはしゃいでしまったのではないか。
六歳の子どもの九割はお母さんが入院して突然、自分の面倒を見る人が変わったり、可愛がってくれたおじぃちゃんが死んだりしませんから、本人のストレスは相当なものがあるはずです。
行動だけみると奇妙なことでも、背景を見ると説明できる部分はたくさんあるなと思う。
ただそれでも“大泣きする”とか“指示が入りにくい”、“帰る”と言ったらすぐ帰ることをきくようになるまで1年かかったというのは問題があると思う。ただ、一番わがままを言いたい三歳から四歳の頃の反応が遅れて出たのかなと思うと説明が出来る。
後は娘さん自身の検査の結果をみて、今の時点の結論を出すのに二週間ほどかかるので、また後日お母さんだけもう一回来て」ということでした。
仕事を半休しただーりんが迎えに来てくれた。