社会保険労務士で開業して成功する法則はあるのか?        ~ここだけの内緒話~

2009/09/05(土)17:17

緊急雇用安定助成金の光と影 社会保険労務士編

社労士業務(606)

緊急雇用安定助成金ですが、若手の社労士や開業したばかりの社労士でもチャンスとにらんで何件もやっている人もいるのですが、この助成金はもともとは雇用調整助成金なんだということです。 ということは、調査が大前提ですので、下手なことやっている人、自分ではたいしたことないと思ってやっていてもそれが問題なこともあるので、実際2年後調査にあって、指摘されればもしかして資格剥奪ということも?一歩間違うと逮捕とかされちゃうのかなと疑問に思っている人もいるかもしれませんし、その可能性もあるでしょうね。 気になって気になって寿命が短くなるようだったら、不正みたいなこと、それに近いことはやらないことが成功の秘訣です。あとはあれだけの数を調査できるのかという疑問を投げかける人がいますが、抜き打ちで半分ぐらいあたったとして、その際には業種とか人数とか関わっている社労士の人で見るとかいろいろ方法はありますから、いつあたってもおかしくないという覚悟は必要です。でも出してしまった書類は戻りませんし、お金は支給されていますからね。 いざとなればお客さんともおおげんかになりそうな緊急雇用安定助成金ですが、ほんとうに困っていて工場とかも停止しているところにはわかりやすいですし、いい制度だと思います。 さて、ある融資の専門家のひとことですが、お金の動きは正直だということです。勝手に意味のないお金は振り込まれてこないし、振り込むこともない。 そこには意味があるのだということ。それを警察の取調べのようにかなり掘り下げてきても自信をもって答えられるようにし、きちんとした裏づけがなくてはならない。 まあそれと同じように、通帳の記録、パソコンの記録(こちらは出退勤もわかる)、税務申告書などをみればすぐにわかるので、プロの目はごまかせない。 緊急雇用安定助成金の仕事の内容は債務整理と似たようなビジネスモデルの仕事で何だか嫌だねと私は仲のいい友人と話していたのですがまさにそのとおりですし、リスクがあるということをわかっていない人も中にはいるのではないかというのが問題です。 まず怪しい会社と付き合うのは、人生を棒に振る可能性もあるので、せっかく苦労してとった社会保険労務士の資格はもっといいことで生かしていきたいものです。

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