2009/09/26(土)21:16
セミナー後のアポイント、決定権者はどこにいるのか?
前回セミナー開催の裏側などという記事を書きましたが、別に裏側でも何でもないだろうと思った人もいるでしょう。
セミナーは、集客して、興味ある会社との面談のチャンスをつくる入口です。
入口があれば出口がなければいけませんが、出口はやはり業務依頼を獲得することですので、そうなると業務の依頼はどうすればうまれるかということを考えます。
しかしながら小さい会社、大きい会社に限らず、入口から出口までが迷路になっているような会社があります。
そうなるとヒアリングする力がなければいけませんし、調査する力、周辺の仲間やネット情報なども大事です。
決定権をもっている人に会う、どうしたいのかというニーズを聞く、業務の依頼の可能性があるのかをずばり聞くなど、基本に忠実にしていかないと飛び回って利用されるだけ利用されておしまいです。あとはよくありがちなのは、総務部長といってもまったく使えない人もいるということです。同じく、役員の場合も一緒です。社長から人事は任されていると言っている割には基本を知らない場合などは要注意です。
よくあるのは、社長は名ばかりで実際は相談役の取締役が決定権をもっているとか、実は株主が別のグループでそことの取引で発注したくても動けないとかいうことがよくあります。
何かトラブルで困っている、やらなければならない(適年などのリミットもの)などで担当者が参考になる話を聞きにくるぐらいだとなかなか商談は決まらないし、相手もいろいろそういう売り込みには慣れているので、話は聞いてくれるがなかなか掴み所がなく、かといって商談が終わったともいえずあいまいなままになっていることも多いです。そのあとで仕事になることはあまり少ないと思います。まあ私のこれまでの8年の経験で感じたことですのであまり参考にはなりませんけど。
でも人とのご縁は、大事にしながらそんなに当てにしないで違う方面の営業に力をいれておくのがいいと思います。
セミナー後の最初のタッチがいい感触だからといって出口まではほんとうに果てしなく遠く、
結局ボツになるとその失敗のショックでその後のチャレンジ意欲が低迷することもありますので自己コントロールは大事にしたいところです。
失敗ではなく貴重な経験をどれだけ積み重ねるかでその後の事業は大きく方向性が変わるのだと私は思っています。
さて、話は変わりますが参考までに。
セミナーのあとのアポとりなどは、電話ですると思いますが、ここのハードルを自らこちらが下げるようにしておかないといけません。
そこはセミナーアンケートで、詳細に振り分けるようにしておくのがいいと思います。そういった意味でも先日のMのセミナーはよくできていました。
同業者のセミナーに感心していないで、学ぶところは盗んでいくのも1つの方法だと思います。