2005/03/14(月)10:08
自立型個別指導(その44)
生徒への確認事項
その2(3)(A)小学生の場合 その23
「躾(しつけ)は親の仕事ですが、教育は他人がすればいいのです。親の言うことを子どもが素直に聞けるのは小学生時代くらいまでですよ、個人差はありますが。例えば女の子であれば中学1年生の夏くらいまで、男の子であれば中学1年生の後半くらいから中学2年生の夏くらいまでが親の言うことを聞くリミットでしょうね。でも教育は違いますよ。教育はいくつになってもできるのです。ただし、親では難しいですよ。教育は他人がしたほうがいいのです。それも子ども自身が信頼する人物ですね」
「それは…」
「その役割は誰ができるかはわかりませんよ。学習教育については学校の先生かもしれないし、塾の先生かもしれない。肉体的、精神的な教育だったら部活動の顧問の先生かもしれない。芸術面だったらピアノの先生かもしれないし、書道の先生かもしれないですしね。その子のまわりにどんな『先生』がいるかじゃないですか。その環境をつくったり、目を配ってあげるのが親の仕事なんです」
(次回に続く)