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一応注意書き ★801ですよ← ★上の意味が解らない方、読むのやめてくださいね。 ★サス→ナルサクです。 ★現代パロで尚且つダークです。めっちゃ暗いかも。 ★続くかも。 それでも宜しいかぃ????? 宜しい方はスクロール。 隣の家に住む、少し年上のアイツ。 オレと三つ離れた姉と同い年のアイツ。 いつもオレの事を弟の様に見るアイツ。 姉の事が好きなアイツ・・・ 「ゴメンってばよーーーー!」 「バカナルト!あんたのせいでまた遅刻じゃない!」 「ウスラトンカチ」 「うぅ~~~~・・・ごめんなさいってば」 毎朝、隣の家のナルトに待たされる。 これがオレとサクラ、姉弟の日課になっていた。 ・・・とはいえ、三つも離れているから、 オレがナルトと一緒に学校へ登校できるのは小学1年から三年までの三年きり。 後はこの一年だけだ。 ナルトはもう今年で小学校を卒業する。 オレが中学に入学したときには、 丁度ナルトは中学を卒業してしまう。 三歳の年の差は、大きい。 「・・・サスケ?」 「・・・あ?」 「なんかぼーっとしてたから」 「サスケ君、どうしたの!?大丈夫!?」 ・・・うぜーんだよな、このブラコン。 「何ともねーよ。それより急ぐんじゃねーのか?」 「「あ」」 サクラはブラコンだ。 ずっとサスケ君サスケ君とウザイ。 姉弟なんだから君付けするな。 ・・・ウザイのはそれだけじゃない。 ナルトはサクラのことが好きだった。 ずっと小さい頃から。 オレが物心着いた頃から、 ずっと「オレはサクラちゃんと結婚する」とほざいていた。 それを聞くたびに、オレは苛立った。 ・・・オレはナルトが好きだから。 きっと初めて会ったときから、生まれた時から好きだった。 只、それはナルトがサクラを好きなのも同じなのかもしれない。 それでも、オレは・・・・ 「じゃあサスケ、オレ達西校舎だから」 「じゃあねー、サスケくーん!」 バタバタと二人並んで走っていく後姿。 少しサクラの方が背が高いので、ナルトの肩がサクラの腕に当たる。 ナルトは少し顔を赤らめてるが、サクラはナルトに向かって怒鳴っている。 ・・・そうだ、サクラはナルトにそういう感情は無い。 フン、と鼻を鳴らし、教室へ向かう。 オレの恋が叶わない代わりに、 ナルトの恋も叶わないだろう。 ・・・・この時のオレは本当に馬鹿だった。 オレとナルトは男同士。 ナルトとサクラは男と女だ。 何かしら進展があってもおかしくなかった。 それに・・・・ サクラがナルトの事を本当は憎からず想っていたのに、この時オレは気付くことがなかった。 あ、続きそう。 ・・・自己満で続けていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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