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fantasy★room

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May 12, 2008
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一応注意書き
 ★801ですよ←
 ★上の意味が解らない方、読むのやめてくださいね。
 ★サス→ナルサクです。
 ★現代パロで尚且つダークです。めっちゃ暗いかも。
 ★続くかも。






それでも宜しいかぃ?????
宜しい方はスクロール。















隣の家に住む、少し年上のアイツ。


オレと三つ離れた姉と同い年のアイツ。


いつもオレの事を弟の様に見るアイツ。


姉の事が好きなアイツ・・・


「ゴメンってばよーーーー!」


「バカナルト!あんたのせいでまた遅刻じゃない!」


「ウスラトンカチ」


「うぅ~~~~・・・ごめんなさいってば」


毎朝、隣の家のナルトに待たされる。


これがオレとサクラ、姉弟の日課になっていた。


・・・とはいえ、三つも離れているから、


オレがナルトと一緒に学校へ登校できるのは小学1年から三年までの三年きり。


後はこの一年だけだ。


ナルトはもう今年で小学校を卒業する。


オレが中学に入学したときには、


丁度ナルトは中学を卒業してしまう。


三歳の年の差は、大きい。


「・・・サスケ?」


「・・・あ?」


「なんかぼーっとしてたから」


「サスケ君、どうしたの!?大丈夫!?」


・・・うぜーんだよな、このブラコン。


「何ともねーよ。それより急ぐんじゃねーのか?」


「「あ」」


サクラはブラコンだ。


ずっとサスケ君サスケ君とウザイ。


姉弟なんだから君付けするな。


・・・ウザイのはそれだけじゃない。


ナルトはサクラのことが好きだった。


ずっと小さい頃から。


オレが物心着いた頃から、


ずっと「オレはサクラちゃんと結婚する」とほざいていた。


それを聞くたびに、オレは苛立った。


・・・オレはナルトが好きだから。


きっと初めて会ったときから、生まれた時から好きだった。


只、それはナルトがサクラを好きなのも同じなのかもしれない。


それでも、オレは・・・・


「じゃあサスケ、オレ達西校舎だから」


「じゃあねー、サスケくーん!」


バタバタと二人並んで走っていく後姿。


少しサクラの方が背が高いので、ナルトの肩がサクラの腕に当たる。


ナルトは少し顔を赤らめてるが、サクラはナルトに向かって怒鳴っている。


・・・そうだ、サクラはナルトにそういう感情は無い。


フン、と鼻を鳴らし、教室へ向かう。


オレの恋が叶わない代わりに、


ナルトの恋も叶わないだろう。




・・・・この時のオレは本当に馬鹿だった。


オレとナルトは男同士。


ナルトとサクラは男と女だ。


何かしら進展があってもおかしくなかった。


それに・・・・


サクラがナルトの事を本当は憎からず想っていたのに、この時オレは気付くことがなかった。









あ、続きそう。


・・・自己満で続けていきます。








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Last updated  May 12, 2008 07:05:59 PM
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